ホワイトゲーミング / Mar. 3rd
Gamers Geographic 日本語版ライター陣がホワイトデーに律儀に3倍返ししたはいいが派手にスベって茫然自失としつつも一週間にプレイしたゲームについて思い出すのが[Now Gaming] です。毎週土曜定期更新予定。
Nobuki Yasuda – せめて痛みを知らず
飽きる要素がありません。
今週はゲーム内外ともに充実していました。ポジティブなほうにもネガティブなほうにも私の器をはるかに超える容量でいろいろと流れこんできたため頭が沸騰しそうでしたが、とにかくゲームで満足していたのならそれに勝るものはありません。
まずは上掲の『バットマン アーカム・アサイラム』。友達が『バットマン: アーカム ツインパック』を投げてよこしてくれたので、とりあえずは1本目から触ってみました。今のところ未クリア、ストーリーモードについてはおそらくクリアまであと数時間といったところ。
『バットマン』IP にはろくに触れてこず、これまでで一番印象に残っているのは15年くらい前に見た二次創作のエロ画像という体たらくの私でも、本作からにじみ出るバットマ ン愛は少しだけ感じとることができました。けっして上質で奥の深いアクションアドベンチャーというわけではないものの、原始的な「触り心地の良さ」は特筆 に値します。これだけ創りこまれていれば「ゲームでバットマンに興味を持ったよ」な層が生まれていても不思議ではありません。
えー、先週もお話したとおり『北斗の拳 審判の双蒼星 拳豪列伝』を始めております。初心者向けで強いのは”レイ”だとは伝え聞いていたので、躊躇せず選択しました。カラーは覇者をしめす黒でなければなんでもかまいません。
あいかわらず波動コマンドすら安定しない・昇竜があらゆるものに化ける(6A / 2A / 9JA etc.)・南斗凄気網波が出ない・低ダが出ない(お約束)と種籾すら程遠いありさまです。が、コンボ練習するだけで楽しいという決定的な事実も変化な し。手が痛くなるまで夜な夜なトレモに引きこもっています。まあ、対戦相手もいないのですけれども。本当はガードの練習したほうがいいんですよね、いちお うわかってます。
今練習中の基礎コンボは:
2D>低ダ>JA>JC>流星パンチ>66>JB>JC>5C>昇竜ブーン>9ずらしC>5C>昇竜ブーン>99>JA>JB>バニ or キリサケ
(どこかが間違っているかもしれません)
進捗は2回目の昇竜ブーン後のJAまで。こんな状態で「基礎コンボ」がいつ安定するようになるのか……気が遠くなるような学問はまだ始まったばかりです。今年の世紀末武闘会(3月22日開催)は移動ブーストの練習でもしながら観戦することにしましょう。
安田をふくめた執筆陣の複数名が参戦予定の『タイタンフォール』こと『Titanfall』。13日午前0時解禁に向けて勝手に一人カウントダウンして一人で盛り上がるくらいに期待しており、解禁直後に表示された「評価を信じろ - IGN」のフレーズで爆笑し、日本語フォントのやりきれないダサさに苦笑し、プレイ開始時に流れるオープニングムービーで失笑し、そしてフリーズしました。
上の一枚のようなお祈り通知・「Titanfall.exe は動作を停止しました」・ウインドウ切り替えすらままならなくなるなどなど、初物として期待を裏切らない展開です。そう、私はこういう痛みを待っていたの です。こうでなければ新作とは! 大作とは! 呼べません!Titanfailとは言ったもんだ! 直後私はまたトレモへ戻りました。
私くらいになると大手ビデオゲーム・コンピューターゲーム販売会社エレクトロニック・アーツ [本社: 北米カリフォルニア州] には全幅の信頼をおいています。頭を冷やし、まずアンインストールののち再インストール。この間もトレモです。そして再びフリーズし、もう強制終了すら面 倒くさくなってきたので放置してトレモ。そして「そういえばなんか新作あったな」と思い出し、PC と Origin を再起動。ようやく動きました。ゲームクリアです!
いざプレイしてみるととても面白かったので、そこのところは誤解なきよう。プリメイドチーム(あらかじめフレンド複数名が同チーム内で結託してい る)同士の対戦として、コンパクトなプレイタイムの中にも濃密なテクニックが詰め込まれており、シリアスにもカジュアルにも楽しめる良作である予感がしま す。ただ、早急にはっきりとしたレーティングシステムくらいは実装していただきたいところです。負けるにしても納得したいので。
Okunokami Kuheiji – 落ちている
『Titanfall』買いました。
……が、しかし。買った『Titanfall』そっちのけで『Diablo III』をプレイしています。拡張パック『Diablo III: Reaper of Souls』の発売が 25 日に控えており、現在手にいれたアイテムはおそらくゴミになるにもかかわらずです。だいたい 1 時間で 2~3 個は Legendary が出るようになったため、あのドロップ音聞きたさに、ついつい時間の合間にプレイしてしまいます。
『Titanfall』をプレイしていないわけではありません。ただ、両立すべく努力しているのです。『Diablo III』を昼休みにプレイするようにするなど、細かな改善を日々積みかさねているのです。
Dimitri Toichi – 愛でタイタンが落ちてくる
『Titanfall』でした。
50GBのプリロード、日本語表記と表示とあれこれ、終わらないマッチングなどとても楽しんでおります。
現状では、レーティングシステムがあるのかないのかわかりませんが、とにかくこれが機能していないようです。そのため、一度マッチングでチームが決まってしまうと、プレイヤーがロビーから抜けない限り連勝または連敗が続くのが問題のひとつでしょうか。
そんな感じでキャンペーンで連敗中の私のチーム。その場にいた Yasuda は気づきました。ABCの領地を奪い合う Hardpoint Domination モードは、ようするに領地をとられなけれいいのであり、6人が結託して守り続ければいいだけではないかと。
その通りでした。
普通にプレイしていると、ゲーム序盤はパイロットとしてバラバラに行動し各個撃破、タイタン召喚時は味方のタイタンと結託して殲滅、という戦い方になってしまいますが、最初から結託するのも悪くはありません。
UnFreeMan – Alas, UnFreeMan is Going…
編集部ほぼ総出で BitSummit2014 に赴く中、どうしても都合が付けられなかった私は歯噛みしながら今週の記事を読んでいた。いろいろと思うところはあるものの、それでも開催には意義があり、会場には熱意があった催しであったことを信じたい。
さて、留守番中になにをしていたかというと、それはもちろんゲームである。最近Steamで配信開始されたこれだ。
『斑鳩』 は私の「移植タイトルは全て買うリスト」の上位に位置しているタイトルであり、配信当日の購入は宿命付けられたものであったと言える。これが実に2001 年初出のタイトルであることを思うと色々とこみ上げてくるが、私の中で本作は未だに些かもかげりをみせない輝きを放つマスターピースなのだ。今後も継続的 に本作を起動し続け、2面まで番長ぶりに磨きをかけていくことだろう。
なお「移植タイトルは全て買うリスト」の最上位に名が刻まれているのは『ファンタジーゾーン』だ。これもまた私の心のゲームのひとつであり、偶然にも来週『3Dファンタジーゾーン』という形で現行機種へのアレンジ移植版が配信される運びとなっている。もちろんPS2版『ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』 は持っているのだが、現行機種への移植があるのはやはり有難い。あと何回移植されてくれるかわからないが、携帯機であれば本体の専有面積負担が少ない分、 いっそう長く付き合えるだろう。あとは十全な移植内容であることを切に祈りおくのみである。もう「涙」の件を蒸し返したくはないからだ。