Now Gamingは毎週土曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。
弊社アクティブゲーミングメディアの東京オフィスが引っ越し&拡張しました。ファンレターの送り先が変わりますのでご注意ください。
まるで「いいね」のバーゲンセールだな
今週は『雷電 V』をプレイ。下手の物好きレベルだが、たまに思い出したようにプレイしている。先週には75パーセントオフセールをしていて、同時接続数が10倍になったそうだ。どうりでプレイ中にチアー通知が次々に飛んでくるわけだ。本作ではプレイ中に何かしら戦果を挙げると、その時にプレイしているほかのプレイヤーに通知されて「いいね」してもらうことができる。そして両者の特殊攻撃ゲージが溜まるというシステムがあるのだ。
本作については海外メディアの友人の取材に付き合って開発元とのやり取りを手伝っていたこともあり、そこそこ思い入れがあったので、海外発売時にほとんど宣伝していない様子を見た時は、なんともモヤモヤした気持ちになったものだ。しかし逆に海外のインディースタジオは国内発売時に何かしているのかと考えると、まあ仕方がないのかなあ、でもなあ、などと当時を思い出しながら今日も「いいね」を送っていたのである。
by Taijiro Yamanaka
注射器一本で助かる命なんていらない
宇宙、巨大メカ、世界大戦。どの戦場に身を捧げるか悩んだが、ベータ版で味わったお祭り騒ぎがクセになり、ひとまずは『Battlefield 1』をプレイしている。
指示だけ出して自分は前線から下がる分隊長や、ひたすらタンクの中にこもるスコア乞食を演じているもんで、一向に腕が上がらない。FPSが苦手な筆者はガチンコ勝負を避ける傾向にあり、衛生兵として蘇生と救急パックの配布に邁進するプレイスタイルに行き着いた。注射器一本で人が生き返るなんてトンデモ技術があるから、みんな命を粗末にするんだ。兵士の多くは蘇生を当てにしておらず、「もう死なせてくれ」と言わんばかりにすぐさまリスポンしてしまうので、中々手当がうまくいかない。蘇生を急ぐあまり、蘇らせた仲間が立ち上がった瞬間に射殺される姿はもう見飽きた。みんな、キル/デス比が大事ならリスポンするのを待つんだ。そう叫びながら、今日も筆者は注射器を打ち続ける。
by Ryuki Ishii
あと何回東京は滅ぶのだろうか
先日『ペルソナ5』をクリアした流れで、積んでいた『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』をプレイしております。崩壊し続ける世界はそっちのけで、悪魔を育成しては合体させ、育成しては合体させを繰り返しています。どうですか、立派な悪魔ブリーダーでしょう。こんなに怠惰なプレイを続けているのに、仲間には無条件に慕われるのが度し難い。主人公補正強し。
いまさらですけど、「レギオン」って悪魔、気持ち悪いですよね。レベルアップの関係上、無数のレギオンの屍を平らげることになるんですけど、改めて見てみるとやはり気持ち悪い。頭がいくつもくっついた現実離れしたビジュアルながら、臓物のような鮮やかな色塗り。食事中にレギオンを倒しているとちょっと食欲が減退します。しかも物理耐性もあっていやらしい。そんなことを言っていたら米粒が下画面に落ちました。
by Minoru Umise
『ダークソウル3』DLC配信記念の宴
『ダークソウル3』勢にとって、10月25日は特別な日付でした。待望のDLC「ASHES OF ARIANDEL」の配信日だったのです。シーズンパスも購入して準備は万端。日付が変わった深夜0時に友人と合流してダウンロードを待つ予定でした。ダクソ勢は一様に高揚した気持ちでその時を待っていたことでしょう。ですが皆誤解していたのです。それは「そもそも日付が変わってすぐの0時配信なんてアナウンスは無かった」という事実を。配信されなければ祭りなど起こり得ないという悲しい真実を。
24日、公式からの「配信は25日午前11時前後」とのアナウンスがあり、深夜のDLC配信祭りは絶望的になりました。でも、絶望的になって尚、一縷の望みを託した欲望まみれのゲーマーは深夜0時を待ちました。そして日付が変わり、何も変化の無いロスリックの大地を複雑な気持ちで眺めながら、それでも僕らは杯を酌み交わし、何も起きなかった記念日を祝ったのでした。
by Nobuhiko Nakanishi
Zul’jinまだですかね
今週は女の子を確実に口説き落とす方法を語ろうと思ったんですが、昨日うまくいかなかったのでやめておきます。
『Diablo 3』のシーズン8が開始しました。とくに大きな変更点もなかったので、Blizzconで新作が発表される可能性は高いですね。わたしの予想は『Diablo』のナンバリングではなく、新しいタイプのゲームだと思っています。
シーズン8でハムスターするのも数日で飽きてしまったので、『Heroes of the Storm』を久しぶりに起動させました。「Heroes Brawl」というモードが追加されていたのですが、これがまた気楽に遊べて面白い。『Hearthstone』や『Overwatch』のアレと同じようなものです。MOBAは精神が削られていくような気がするので、だれにも煽られずに遊べる「Heroes Brawl」大好きです。
by Shinji Sawa
おまえ5分後に死ぬよ
帝国もストームクロークも好きじゃないんですよねえ。
『The Elder Scrolls V: Skyrim』のスペシャルエディションがSteamライブラリに入ってたので、軽く冒頭をプレイしてみました。何百回目かのロキールの死亡シーンを鼻をほじりながら見たあと、しばらくして「主人公は私のものよ!」とばかりに「レイロフ」「ハドバル」のどちらかについていくシーンに。
帝国対ストームクロークの話って面白くないなあとはよく聞く話です。それは勧善懲悪ではないからとかいう話ではなくて、物語やキャラクターに駆動力がないからだと考えてるんですよね。同じ村出身の腐れ縁2人が対立していたり、両勢力ともに複雑な関係を持っていたりと面白い設定はあるのに、「こいつと一緒に戦い続けたい」という人物や、「いろいろあるけど俺はこちらの陣営につきたい」という物語の流れなど、自身のロールプレイに動機付けができない。だからなんだか、帝国対ストームクロークの戦いでは、自分のキャラクターが他人のようなよそよそしさを感じてしまいます。
結局のところ、今回も我関せずで放置してロールプレイしちゃうことでしょう。
by Shuji Ishimoto
ヒャッハー! 都市と労働者をよこせ!
人類史上最強の電子ドラッグ『Civilization VI』が発売されて以来、仕事そっちのけ昼夜兼行でプレイしている。飲まず食わずで24時間以上ぶっ通しなんて日常茶飯事。もしフリーランスじゃなかったら、とっくに社会復帰できないレベルの廃人と化していたかもしれない。我が名は偉大なる戦士にして女王たるトミュリス。駿馬の背にまたがり威風堂々と草原を疾駆するスキタイの覇者である。
毎作プレイスタイルは戦争狂一択。前作ではアッティラとしてフン族を率いていた。新登場のスキタイ帝国の特徴はキュロスの殺し屋。負傷したユニットを攻撃する際に戦闘力が上がることに加えて、敵を撃破するたびに体力が回復するというチート仕様。さらに固有のサカ族弓騎兵と軽騎兵は生産するたびに追加でもう1体手に入る。序盤から攻城兵器と騎馬戦士を量産して遭遇した文明をことごとく滅ぼせる。宗教狂いのスペインが布教活動を始めようものなら皆殺しだ。
by Ritsuko Kawai