Nintendo Switch『デモンエクスマキナ』体験版がイケてる。『メトロ エクソダス』で四季折々の景色に浸る。無料アクション『Comet Crasher』が素敵。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。171回目です。大作の発売ラッシュが続きますが、みんなそれぞれのゲームライフをおくっているようです。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。171回目です。ちなみに2月21日に、弊社アクティブゲーミングメディアのPLAYISMから『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』がNintendo Switch向けに発売されます。今購入すれば20%オフですので、気になる方はチェックしてみてください。

 

ド派手に破壊をまき散らせ

今週は『Comet Crasher』をプレイしていました。『Downwell』のフォロワーとでも言いましょうか。流星(?)を操り、ショットやパワーアップを駆使しながら、ひたすら地下へ地下へと進むゲームです。なんと無料。本作の特徴は、そのド派手な演出にあります。ブロックに埋まっているパワーアップを取ると、ショットが一時的にレーザーやスリーウェイ・ショットなどに強化されます。このパワーアップが、重ねがけも可能というのがポイントでして……。どういうことかと言うと、例えばレーザーとスリーウェイ・ショットを取ったら、三方向にレーザーを放てたりするわけです。

レーザーはブロックや地雷などを貫通し、一撃で破壊できるという強力な武器。それが三方向に発射できるとなると、あちらこちらで大爆発という素敵な状況になるわけです。本作はリーダーズボードにも対応しており、世界中の人々とスコア争いも楽しめます。スコアはブロックの破壊などで獲得でき、高速で落下するほど獲得倍率があがる仕組みのようです。つまりは、いかに瞬時に状況へ対応できるか。そして、いかに的確にパワーアップを取りながら、破壊をまき散らして高得点を得るかが勝負どころ。その限界に挑むべく、ついつい繰り返しプレイしてしまいました。1プレイが短めなので、ちょっとした合間でも遊べるという点も素敵な一作です。
by Kouzou Suzuki

 

アップデートでまた時間が溶ける

今週は『Dead Cells』のメイキング本がフランスから届きました。開発元のこれまでの歩みから、『Dead Cells』のリリースに至るまでがまとめられており、コンセプトアートやボツ案など、今まで公開されてこなかった興味深い資料が満載。インディーゲームのこうした本が出版されるなんて珍しい。

その『Dead Cells』には、先日アップデートが配信されましたね。ゲームルールを細かく設定できるカスタムモードの追加が目玉で、通常のゲームプレイにも広範な調整が入っています。装備品のバランス調整は注目点のひとつ。見つけても即リサイクルするアイテムが人それぞれあると思いますが、いま一度試してみる価値があるかと。一方で、改善をうたうフレームレートについては、少なくともSwitch版の携帯モードでは不安定になる場面が以前より増えたような。Redditなどでも意見が交わされており、開発元の反応が待たれます。
by Taijiro Yamanaka

 

全体的にイケてる

先日体験版の配信が開始されたNintendo Switch向けの『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』をプレイしました。3月11日までの限定配信です。4つのオーダーを介して、本作のゲームプレイが楽しめるというものになっております。本作はロボットゲームということで発表時から注目を集めておりますが、純粋なロボットゲームというより、割とRPG要素も強いイメージです。たとえば倒した敵から武器を得て装備するといったものから、スキルツリーで人体を改造していくなど、いわゆる“ハクスラっぽい”要素も。最大4人のマルチプレイにも対応しており、ドロップ要素なども含めて『モンスターハンター』や『ゴッドイーター』といった協力プレイゲームぽい一面も若干覗かせます。

ロボットゲームは操作が複雑なイメージが強いのですが、本作はある程度単純化されていて、それでいてアクションごとのエフェクトも派手で気持ちよし。トゥーンシェーディングの表現がうまくゲームに溶け込んでいます。世界観のデザインからUIの設計、戦闘システムまでディテールにこだわられており、かなり気合入れて作られているのを感じます。ロボットゲームを敬遠していた人こそ、楽しめるゲームかもしれません。手触りが非常にいいので、製品版で育成や収集要素が深化されれば、長く遊んでいられる気がします。発売が楽しみですね。
by Minoru Umise

 

母なる大地を行く

2月15日は『メトロ エクソダス』『ファークライ ニュードーン』そして『バイオハザード RE:2』DLCとプレイしたいタイトルの発売日が重なり、どれから始めるか苦悶していました。最終的には、物語的に一番気になるという理由で『メトロ エクソダス』を選択。金曜と土曜で一気に終着駅まで突っ走りました。

過去2作品の舞台であったモスクワの地下鉄を飛び出し、列車に乗ってロシア各地を巡るロードトリップ形式を採用。1年がかりの旅路ということで、各ステージは春夏秋冬に分かれており、四季折々の景色を味わえます。モスクワの雪景色から世紀末的な砂漠地帯、秋の紅葉を感じさせる峡谷地帯など、ステージごとに景観がガラリと変わり、個人的には「そろそろこの景色飽きてきたなぁ」と思い始めたころに次の場所に移っていく、良い塩梅になっていました。もちろんメトロらしさを感じさせる鬱屈とした屋内エリアもあり、シリーズの根本部分は失われていません。アルチョムの妻アンナとの交流が増えているのもグッド。希望に溢れた二人には、ぜひともハッピーエンドを迎えて欲しいと願いながらプレイしていました。

もし続編があれば、各地で出会ったサイドキャラクターたちが集結する、みたいな展開になるのかなぁとかぼんやり考えながら、次は『ファークライ ニュードーン』に着手。アルチョムの旅は一旦終わりましたが、筆者は引き続きポスト・アポカリプス世界を冒険し続けます。
by Ryuki Ishii

AUTOMATON JP
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