Steamウィンターセールで何買った?セールで買ったゲームを書き散らし。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。164回目です。Steamウィンターセールが現在実施中ということで、今回は各ライターがSteamウィンターセールで購入し楽しんでいるタイトルについて書きちらします。ちなみに今回のSteamウィンターセールは、2019年1月4日3時まで実施中です。
ガンガン積もうぜ!
せっかくのウィンターセール、何か買わねば!ということで購入したのは、ウサギの武侠アクション『Overgrowth』、高い完成度を誇るDRPG『Infinite Adventures』、街づくり系のような農家経営シム『Farm Manager 2018』、世界を傾け真ん丸ネコを導く『The Big Journey』、武侠的な世界観が魅力の世代交代RPG『太吾绘卷 The Scroll Of Taiwu』です。ハズレなしの逸品ぞろいで、積みが加速しそうな予感がしております。まあ、今更なので気にしていませんが。人間、あきらめも肝心なのです。
それはさておき、個人的に強く推したいのは『Infinite Adventures』です。かの人気シリーズ『世界樹の迷宮』を強く意識したダンジョンRPGとでも申しましょうか。プレイヤーは最大6人のパーティを編成し、ダンジョン探索へと挑むことになります。『世界樹の迷宮』の影響を感じさせる部分は色々とあるのですが、モンスターを倒して素材を入手し、それを店に売り払うことで新たな装備やアイテムをアンロックできる……というのは特におなじみの要素ですかね。他にもダンジョン内に資源収集ポイントがあったり、F.O.E的な存在であるYOKAIが居たりします。もちろんオリジナル要素も多く、装備の強化が可能だったり、自動生成ダンジョンが存在していたりと、単なるフォロワーで終わってはいません。絵柄は若干クセがありますが、ゲームバランスも良く、ダンジョンRPG好きな方にオススメしたい一作です。
by Kouzou Suzuki
意外にスケボーゲームって少ないのね
先日発売された『Skater XL』の記事を書いたことでスケボーゲーム熱がにわかに高まり、似たゲームはないかと物色していたところ、とあるインラインスケートゲームを発見。75パーセントオフだったので迷わず購入したものの、何度スタートしてもロードが終わらないのでそっ閉じ。なんとも残念なウィンターセールの開幕となりました。
今度は少し気になっていた『Iris.Fall』を購入。謎の廃墟にてカラクリを解き、主人公の女の子を先の部屋へと導いていくパズルゲームで、彩度の抑えられた独特のビジュアルが美しい。パズルの内容は、複数あるスイッチを正しい順番に押して正解を導き出すようなタイプが多く、ある意味古典的。ただ女の子が、光に照らされて落ちる影となって壁を移動できるというギミックが加わることでオリジナリティを出しています。文字情報はないものの、解くべきカラクリの仕組みと部屋の中を観察しているとゴールが見えてくる。とはいえ、そのゴールにたどり着くようカラクリを動かすためには頭を使うわけで、今はルービックキューブのようなパズルに苦戦中です。
本作は『Death Coming』のNEXT Studioの新作なのですが、同じ12月に『朧村正』風2Dアクション『Bladed Fury』も発売。さらに来年1月にも新作を発売するそうで、まったく異なるスタイルの作品を立て続けにリリースするその開発力には驚かされます。
by Taijiro Yamanaka
崩しつつ積む
1年かけてジリジリと積んでいったゲームの山が残っているため、セール中の購入は控えめに。早く遊ばなきゃと思いながらも保留にしていた『Celeste』(20%オフ、1584円)、怪作『Pony Island』開発者の新作『The Hex』(25%オフ、757円)、『スパイダーマン』の成功によりその名をさらに広めたInsomniac Gamesの『Sunset Overdrive』(20%オフ、1640円)など数タイトルのみ購入しております。
そのほか年末年始のうちに遊んでおきたいなと思っているのは、Epic Gamesストアのローンチ独占タイトル『Ashen』『Hades』、そしてDiscordストアのローンチ独占タイトル『Last Year: The Nightmare』。余裕があればこのあたりにも手を出していきたいです……なんて言いながら『フォートナイト』や『レッド・デッド・オンライン』で時間を溶かしていく可能性も大いにあります。毎年「年末年始はいっぱいゲームをするぞ!」と意気込みながらも消化不良になりがちなので、無駄のないゲーミングホリデーを送りたいと思います。
by Ryuki Ishii
面白いけど売りづらそう
ウィンターセールは、気になっているものの手が出せなかったタイトルを購入。高難易度なローグライトダンジョンRPG『Unexplored』、フレンドの間で謎に流行っているステンドグラスパズル『Glass Masquerade』、日本語に対応した爆撃シミュレーション『Bomber Crew』などなど。途中で積んでいるゲームなどもあわせて終わらせようかなと思っていた矢先、ひとつのゲームを購入したことで計画が崩壊しました。そのゲームとは『Yoku’s Island Express』でございます。
「ピンボール・メトロイドヴァニア」と紹介される本作は、発売前から気にはなっていたものの、いったいどんなゲームになるのかいまいち想像できず。しかし、遊んでみればその楽しさはすぐわかりました。ピンポール型台のようなギミックが随所に仕込まれたアクションゲームで、操作キャラクターは、普通のフィールドはすんなり移動できるものの、特定エリアに入るとピンポール形式で移動させることになります。凝らされたピンポールギミックも楽しいのですが、エリアが広大で収集要素も多いので、探索が楽しいです。あまりに好きすぎて、勢いで北米ストアにてセール中のNintendo Switch版も購入してしまいました。もうずっとこれやってます。テンポもデザインも穏やかで、お休み中に遊ぶのにぴったりのメトロイドヴァニアでございます。ただこのゲーム、絵柄もカジュアルめで、ゲームシステムも比較的地味なので、売っていくのは大変そうだなあと思ったりします。なかなかいい出来なので、まずはデモ版から遊んでみてください。
by Minoru Umise