『スマブラSP』は観るのも楽しいよね。『DUSK』は遊んでいて嬉しくなる90年代風FPS。Nintendo Switchの縦持ちグリップがいい感じ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。163回目です。寒い日は、家にこもってゲームを遊ぶに限りますね。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。163回目です。

 

日本ストアでも取り扱いしてほしい

今年6月にKickstarterがおこなわれていた、Fangamerの「Flip Grip」が到着。当時記事も書きましたが、Nintendo Switch本体を縦向きに固定し、携帯モードプレイできる製品です。本体を差し込むスロットと、Joy-Conをカチッと取り付けられるレールが左右に付いています。逆さにしても本体が抜け落ちないロック機構があり、また内側には傷防止素材が貼ってある安心設計。スリットがあるのでエアフローも問題なさそうです。

縦スクSTGやピンボールなど縦画面モードのあるゲームなら、画面一杯に表示してプレイしたいもの。もちろん本体を縦向けに置いてのテーブルモードでも楽しめますが、やはり携帯モードがNintendo Switchの魅力でしょう。Flip Gripはシンプルな製品ですが、しっかり固定でき操作感も良好。良い買い物でした。今は米国Fangamerストアにて購入可能ですよ。
by Taijiro Yamanaka

 

オールドスクール・フォー・ザ・ニューエイジ

今週は『DUSK』をプレイ。90年代FPSのオマージュたっぷりの、いかにもオールドスクールな一作です……という感じの説明を弊誌記事で何度かしてきましたが、ホラーゲームとして本作を捉えることもできます。作者のDavid Szymanski氏は、これまで静謐さ漂うホラー作品を手がけてきた個人開発者というだけあって、本作もしっかりホラーテイストに仕上がっているのです。不気味なマップやボスデザイン、気を抜けない敵の配置、メタルサウンドなどを通して、これまでSzymanski氏が作ってきたアンビエントなホラーとは一味違った、緩急のある恐怖体験を届けてくれます。New Blood Interactiveという、ゲームの作風を理解してくれるパブリッシャーに出会えたことも、幸いしたんじゃないかなぁと思います。

「90年代風のシングルキャンペーンFPS」をつくるという点に主眼が置かれており、なにかとんでもなく感動的なシーンが待っているとか、ジャンルの進化を感じさせるとか、そういったものはさほどないのですが、完成度の高い90年代風FPSを全力で作り切ったという点で、熱い気持ちにさせてくれました。この年末、軽やかにバニーホップしてショットガンやグレネードをぶっ放す、爽快シューターを探している方には間違いなくオススメできる一品です。
by Ryuki Ishii

 

お姫様は楽じゃない

今週は『King’s Bounty: Armored Princess』をプレイしていました。クラシックなファンタジーSRPGですね。最近、なんとなくストラテジー系がマイブームなので手を出してみようかと。物語は前作にあたる『King’s Bounty: The Legend』からの続きとなります。今回の主人公は前作ではまだ幼かったアメリ姫。魔王バールに襲われた王国を救うべく彼女は異世界へと旅立つ……というのが概要となります。マップを歩き回って、隠された財宝や武具を手に入れたり、豊富なサブクエストを受注。モンスターや人間などで構成された軍隊を雇って、マップ上を徘徊する敵対勢力と戦い道を切り開きながら物語を進めていくのが基本的な流れですね。

いちおう前作はクリアしているので、今作もそこそこ行けるに違いないと高を括っていたのですが……甘かったです。前作よりも大分難易度が上がっている気がします。今回の冒険の舞台は諸島になっており、ひとつずつ島を攻略していく訳ですが、二つ目の島で連戦連敗。一度負けてしまうと最弱の兵士たちをわずかばかり与えられた状態で再スタートとなります。しかし十分に吟味して高額で雇用した兵士たちが負けるんですから、そのままで勝てる訳もありません。仕方なく高額の兵士を雇っては負け雇っては負けということを繰り返していたら、資金が尽きて事実上のゲームオーバーに。ええっと、最低難易度でプレイしましょうかね……。
by Kouzou Suzuki

 

はよGCコン買わねば

『スマブラSP』を遊び続けています。携帯モードのパフォーマンスがすこぶるいいので、布団に潜ってできるのがよいです。「灯火の星」が終わったこともあり、いよいよオンラインに参戦する準備をしているのですが、最近は実は「観る」側で研究中です。

というのも、オンラインは兵揃いのイメージということもあり、しっかり自分の戦い方を確立してから進出したいのですよ。そのために、実況動画などを見始めた……つもりだったんですが。観ること自体にはまってしまいました。今作はとにかくファイターが多く、かつまだ強さなどは模索されている途中なので、観戦するにしても対戦のバリエーションが多いんです。いろんな戦い方があって、勉強になるし参考になります。使い方だけでなく対策を研究する上でも非常に有用ですね。今がゲーム実況全盛期ということもあり、どこ探しても面白い対戦が見つかります。ただ、やはりゲーマーとしては観る側ばかりではなくプレイする側でいたいという欲望があるのも事実で。しっかり観た後は、早めにその観たものを技術にしてオンラインに参戦していきたいとも思っております。Nintendo SwitchのProコントローラーを使ってるんですが、小ジャンプを出すのがかなり厳しいので、とりあえずGCコンを買うところから始めます。
by Minoru Umise

AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 885