『CoD:BO4』のベータで老舗温泉制圧。『バットマン』のゲームは名作。『Slay the Spire』は時々遊びたくなる。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーでございます。今回は143回目。『バットマン』は比較的女性受けが悪いようですが、ゲームについてのクオリティは間違いありませんよ。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。143回目です。

 

さすがにQTEは異質

今週は牛に乗っていました。『8 to Glory』という牛乗りプロ団体の公式ゲームで、ツアーに参戦する実在のプロ選手や牛が登場します。こういった競技の存在は何となくは知っていましたが、まさかコンソールでゲーム化されるほど人気だとは。とはいえ、これまでに発売された例はほとんどないはず。こういったゲームに限って、なぜかポチりたくなってしまう。

試合では猛牛の上で8秒間耐える必要があり、逆に言うと1試合の長さは諸々含めても数十秒。そして操作は、各種ゲージのタイミングに合わせてボタンやスティックを入力するのみ。そこそこシビアなタイミングの操作が連続するので、もはや牛を見ている余裕はなくゲージを凝視してプレイする形になり、一体何のゲームをプレイしているのか分からない気分に。他にやりようはなかったのかと感じさせられますが、QTEはともかく、実は牛乗りのツボを押さえて置き換えた操作法だったりするのかなあ。
by Taijiro Yamanaka

 

忘れた頃に遊びたくなる

思い出したかのように『Slay the Spire』を遊んでいます。アンロックは一通り済んでいるのですが、初期キャラの「アイアンクラッド」ではどうやってもクリアできません。一般的に初期キャラというのは使い勝手がよく、扱いやすいはずなのですが、このゲームではいかんせん特殊コンボが強いので、物理で殴っていく「アイアンクラッド」は運に左右される要素が強い気がします。筋力コンボを決めたいのですが、手札がなかなか揃わず悩ましい。

『Slay the Spire』においては、Steamでレビューしているユーザーさんのプレイ時間が3桁を超えていることもしばしば。それゆえに、購入前は膨大なコンテンツがあるゲームというイメージだったのですが、3キャラクターの3ステージ構成。アンロックも割とすぐに全開放されますし、ボリュームが多いというイメージはさほどありません。デッキの組み合わせが多く、プレイするたびに遊び方を変えられる楽しみがあります。この部分にハマれば、プレイ時間は3桁に届くのかもしれません。筆者のプレイ時間は30時間。実績もいい感じに埋まってきて、しばらく遊んでいませんでした。が、突然思い出したように遊びたくなる時もあり、遊び始めるとすぐに時間が経過しています。こうしているうちに、そのうち3桁に届くのかもしれません。
by Minoru Umise

 

老舗温泉を制圧せよ

今週は『CoD:BO4』のベータテストをプレイ。上は日本をテーマにしたGridlockマップの画像です。明治維新期に開湯した老舗温泉が「CONTROL」モードの制圧ポイントになっているのですが、ゆったりと湯に浸かりながら定点待ちする……といった和みプレイは残念ながら(?)できません。

ちなみに『CoD』シリーズは毎年ベータテストを10時間、製品版を30〜40時間ほど触れてはフェードアウトするというパターンを繰り返しています。というのも、10月〜11月には触れておきたい大作が続々とリリースされるのが通例なので、『CoD』だけ遊び続けるわけにはいかず、気づけば離脱してしまっているのです。今年も10月には『Battlefield V』『RDR2』『Assassin’s Creed: Odyssey』などが発売されますし。ただ『CoD:BO4』では新たにバトルロイヤルモードが追加されるとのことで、例年よりも長く遊ぶことになる予感。
by Ryuki Ishii

 

女性のことは皆目わからない。しかし、バットマンは私を裏切らない。

日本では版権もののゲームがよく売れる印象がある。ゲームをやらない知人が版権もののゲームをプレイして「最近のゲームは面白くないね」と言ってきたりする。そんな時、私はこう思う。「それは実写版ルパン三世を見て、“最近の映画ってつまらないね”と言ってるのと同じだよ」と。漫画の実写化に成功例が少ないように、漫画のゲーム化にも残念な作品は多い。もちろん例外もある。漫画の実写化で名作といえば「バットマン」だろう。そして、漫画のゲーム化で名作といえば、もちろん「バットマン」だ。ブルース・ウェインは我々オタクを裏切らない、貴重な人物なのだ。

バットマン好きの諸兄には、漫画「東京タラレバ娘」にトラウマがある方も多いのではないか。劇中で映画ダークナイトは「男は大好きだけど女が観ても全然面白くない映画ナンバー1」と断言されている。著者の東村アキコ先生は「山田玲司のヤングサンデー」にて、次のように畳みかけて我々を地獄に突き落としている。「ダークナイトを飲み会で語ってくる男性が、すごい公害だなって思っている」
どうやら女性に「バットマン」の面白さをくどくどと語るのはNGらしい。では敢えてシンプルに語ろう。面白いから、とりあえずやってみて!最後に「東京タラレバ娘」がトラウマになった諸兄へ重要なお知らせがある。現在『バットマン:アーカム・ナイト』はPSストアで8月15日まで半額セール中だ。
by Masahiro Yonehara

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