『ダークソウル リマスタード』楽しい。『Detroit: Become Human』はクロエ推し。GPD WIN 2でXbox Oneのゲームを遊ぶ。今週のゲーミング


Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。134回目です。先週、弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMでは、中国生まれのアドベンチャーゲーム『Will -素晴らしき世界-』の日本語版がPC向けにリリースされました。手前味噌ですが、なかなかユニークなゲームなので、アドベンチャーゲーム好きの人はチェックしてみてください。

 

『Sunset Overdrive』、PC版が出るかもだとか

ポータブルPCのGPD WIN 2ですが、軽めのSteamのゲーム専用機にするにはもったいない。ということで、最近はXbox Oneのゲームもプレイしています。PCのXboxアプリを利用すれば、同一ネットワーク上にあるXbox Oneと接続してストリーミングプレイが可能なのです。手順は非常に簡単。ゲームパッド部分はXInputですし、Xboxボタンなどもキーボード上に用意されているので、そのまますぐにプレイできます。PS4にもリモートプレイがありますし、Steamも最近Steam Linkアプリで手軽にストリーミングできるようになりました。なんて便利。

一方、純粋なPC用途として使うのはなかなかしんどい。Now Gamingの原稿400字くらいならと思ったけど、このキーボードでポチポチ打つのは骨が折れるし、なにより画面が小さくて目が疲れます。やっぱりゲームで力を発揮するガジェットなんだなあ。
by Taijiro Yamanaka

 

斧を掲げよ!

今週は『Die for Valhalla!』をプレイしていました。いわゆるベルトスクロールアクションゲームにRPG要素を足したもの。北欧神話の世界を舞台に、主人公であるヴァルキリーが召喚したヴァイキングが大暴れする爽快なゲームとなっております。脳みそのシワが消えそうなくらい無心でプレイできるのがナイスです。パズルゲームなどで頭を使ったあとにプレイすると丁度良いんですよね……。

本作の特徴といえば、ちょくちょく挟まれるジョークでしょうか。初見の敵が登場するたびにカットシーンでの紹介が入るのですが、例えば射手の説明は「膝に矢を受けてしまってな…」だったり、緑色の肌をした戦士は「ヤツはとっても緑だ!なんでそんなに緑なんだ?」など、思わずニヤッとするものばかりです。ストーリーと無関係なイベントもあり、ヴァイキングが柵を飛び越えてお宝を取ろうとするも見えない壁に阻まれる…といったゲームのお約束を揶揄したネタが展開されたりと、全体的にゆるーい作品です。斧、ヒゲ、ドワーフ!という理由だけで購入したのに予想外の良作でした。
by Kouzou Suzuki

 

アンドロイドは電脳遊女の夢を見るか

『Detroit: Become Human』のゲーム内アンケートの回答結果によると、「好きなキャラクターは誰ですか?」という設問には回答者の85%がマーカスと答えているようです。個人的には、ミクロ視点のカーラ編でハッピーエンドを迎えられるようにマクロ視点のマーカス編を動かすという、ボトムアップの意思決定で進めていたこともあって、ここまで極端な結果になるのは驚きです。「一番悩んだのはどの選択でしたか?」という設問に関しては、提示された3つの選択肢よりもキツイものがあったなぁと。はい/いいえのどちらで答えても喪失感に苛まれるような二択が。

ちなみに本作で一番印象に残っているキャラクターはクロエ。メインメニューで話しただけなのに、気づけば愛着が湧いていました。あとクロエと言えば、来週は『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』の日本語版が発売されますね。こちらのクロエにもおいおい泣かされました。『ライフ イズ ストレンジ』が少しでも好きだった方は、是非ともプレイしてみてください。
by Ryuki Ishii

 

思ってたより優しい

先日発売された『ダークソウル リマスタード』をプレイしております。恥ずかしながら、これまでは「ソウル」シリーズのタイトルを買っては序盤をさわってから、ライブラリに眠ってもらうパターンが幾度も発生しておりました。『Bloodborne』も最初の狼のような敵の攻撃の苛烈さに圧倒され、また世界観がおどろおどろしさに怖気づき、HDD内に寝かせてあります。そういう意味では、『ダークソウル リマスタード』はソウルの世界に、あらためて入門する絶好の機会でした。

いざ遊んでみると、思ったよりも導入が易しい。操作手順も段階的に覚えられるし、序盤とあってか苛立つような意地悪トラップはないし、ボスも含めてある程度ゴリ押しでも進んでいけるわけです。割とサクサク進められるのですよ。そしてアクションが楽しい。戦闘が楽しいんですよ!そんなこんなでヒートアップして遊んでいたら、興奮しすぎたのかコントローラーがお亡くなりになりました。まだまだ序盤で、これからどんどん難しくなるのだと思いますが、思ったよりもプレイヤーフレンドリーだと感じ、気持ちよく楽しんでいます。これまでは「難しい」という先入観で苦手意識を持っていたのかなと思います。シリーズ作品はほぼすべて購入済みなので、しばらくは「ソウルライフ」が楽しめそうです。むっちゃ楽しみっす。
by Minoru Umise