PS4版『二ノ国II レヴァナントキングダム』始めました。『ルミネス』リマスター版発売。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。124回目です。
『ルミネス』のリマスター版が発表されたので
今週は『LUMINES パズル&ミュージック』にヘッドフォン&爆音で浸っていました。本作は1プレイがかなり長くなるので、気分を盛り上げてくれるBGMは大事。本作オリジナルの楽曲もお気に入りなのですが、「Shinin’」など元祖『ルミネス』からの曲はもちろん、『Rez』のサントラも相性抜群。ゲームの演出も『Rez』風にアレンジされるのが素晴らしい。また、『ゼビウス』などレトロゲームのリミックス曲も意外にマッチしていて面白い。サントラCDでただ聴くのとはまた違った楽しみがあります。
追加曲をすべて買うほど気に入っている本作ですが、最後のアップデートは昨年9月。どうやらこれ以上の展開はなさそうです。本作は、ほかのパズルゲームのようにイベントやガチャをおこなうわけでもなく、良くも悪くもスマホゲームらしくないというか。個人的にはそれがプレイしやすくてありがたかったのですが、長く続けるのは難しいのかな。
by Taijiro Yamanaka
2万円のミニスカよりも2千円のロッキン姉さん
個人的な好みとしては、コスメアイテムの品揃え・訴求力・手の出しやすさは『PUBG』よりも『フォートナイト』の方が上だと思っています。前者では映えるアイテムが提供割合1%前後のレア品ばかりで、現実的にはマーケットプレイスで数万円使わないと全身揃いません。そこまでして追い求めるものではないなと、購買欲にストップがかかります。満足度としても、『PUBG』のミニスカ一着2万円より『フォートナイト』のレアキャラ一体2千円の方が高いんじゃないかなと。満足度が高ければ次の購入にも繋がるということで、コスメ販売の内容としては『フォートナイト』の方が筆者の肌に合っています。
逆にいうと『PUBG』は購買欲をそそられる心配なく遊べているということでもあります。そもそもマッチが始まればヘルメットと防弾チョッキで衣類が隠れるため、何を着ているのか気になりませんし。マッチ終盤の緊張感やドン勝した時の喜びは『フォートナイト』の比ではなく、ゲーム全体としての満足度はいまだに甲乙付け難いです。
by Ryuki Ishii
主人公が成熟したゲームもいい
PS4版『二ノ国II レヴァナントキングダム』始めました。特徴的なアニメのようなビジュアルも気に入っているんですが、個人的にハートをつかまれたのは主人公の「ロウラン」が成熟した大人であるというところ。ゲームのシナリオとして、主人公が未熟な状態で物語が始まり、冒険や出会いを通じて成長していくというのは鉄板の展開だと思います。もどかしさを抱きながらも成長譚をながめるというのも一興なのですが、主人公が成熟しているという設定にも惹かれます。
主人公が自立していると安定感があり、プレイ中やきもきすることも少なく、気持ちよくプレイできる印象が強いです。それゆえに、主人公が成熟している作品は、プレイしていても安心します。そういう意味で、『二ノ国II』は疲れないRPGとしてとても好感触です。海外でも本作を取り上げているメディアは多く、そうしたきっかけで遊ぶようになった『二ノ国II』ですが、しばらくは帰宅後の憩いの時間のお供になりそうです。
by Minoru Umise