『ゼノブレイド2』レアブレイドのコンプを目指す。スイッチ版が発売予定の『KORG Gadget』。『Darwin Project』でバトルロイヤルのディレクターに。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。115回目です。
そういえば『YUMENIKKI-DREAM DIARY-』のティザーサイト、数日前から変化が起きているようです。
バトルロイヤル番組のディレクターになろう
今週は極寒地バトルロイヤル『Darwin Project』のベータ版をプレイ。特筆すべきは、参加者ではなくディレクターとしてマッチに介入できるという点でしょう。エリア縮小箇所、爆撃のタイミング、賞金首の指定など、死闘の行方を神の視点からコントロールできるのです。プレイエリアにたどり着けそうにない人にスピードブーストをかけたり、戦闘でピンチになった人を回復してあげたりして、どんでん返しを演出。どうやったら試合が面白くなるのか、番組制作者のように考えを巡らせること。そこに楽しみを見出せる方は、本作を気にいるのではないでしょうか。
一方、死闘の参加者として遊んでみると、他プレイヤーの居場所を特定する追跡手段が豊富で、武器・防具用クラフト素材の確保にも苦労しません。支援物資は複数投下されるし、その位置もマップに表示されます。つまり、かなりの部分が実力勝負となっているのです。運要素はディレクターの気紛れに託されていて、参加者の振る舞い方次第では、運を手繰り寄せることができてしまう。参加者同士だけでなくディレクターとの駆け引きも楽しめる、「ハンガー・ゲーム」風の、とても実験的なバトルロイヤルなのです。
by Ryuki Ishii
ネバーエンディング・ガチャ
『ゼノブレイド2』はもう終盤も終盤。クリアしちゃうともったいないので、仲間キャラクターともいえるブレイドの中で、特に貴重なレアブレイドのコンプリートを目指しております。レアブレイドはゲーム内で手に入るコアクリスタルを割ることで手に入るのですが、これがなかなかの苦行になってまいりました。残り数体となると、とにかくレアブレイドが出ない。割る時の演出に映るシルエットで何が当たったのかがわかるのですが、男性型ブレイドが出ることがあまりに多すぎて、このシルエットを見るたびにゲンナリしてしまうようになりました。「またお前か」が止まらない。うまくレアブレイドが当たれば脳汁があふれるのですが、久しくその画面を見ていないので、もうその悦びを忘れかけております。
このガチャをするのには課金が必要ということはなく、コアクリスタルもやたらと手に入るので、良心的な仕様ではあるんですが、あまりのでなさにもうゴールさせてくださいという切実な願いがあふれてきます。それでも、苦しみながらも遊び続けてしまうんですよね。『ゼノブレイド2』は、とても奇妙なゲームです。
by Minoru Umise
DAWで対戦とはこれ如何に
この週末は『KORG Gadget』を触っていました。ゲームではなく音楽制作アプリなのですが、ニンテンドースイッチ版が発売予定で、先日その概要が発表されました。そういえばiPad版を買ったまま積んでいたなと思い出したので、予習がてらにというわけです。シンセやドラムマシンなどの音源がさまざま用意されているので、音源ごとに音色を決めてシーケンサーに打ち込み、トラックを作っていくというのが基本的な流れ。音作りが楽しくてつい時間を忘れてしまう。操作は直感的で分かりやすく、説明書的なものも必要ないくらい。
とはいえ、こういったものにまったく縁のなかった人が手に取ると、分からない用語やツマミがたくさんあって面食らってしまうかも。触っていれば理解できる部分も多いのですが、ニンテンドースイッチ版の発売に際しては、KORGにはその辺のフォローを期待したいところ。個人的にはJoy-Conでの操作に興味津々です。
by Taijiro Yamanaka