Steamウィンターセールで買ったゲーム書きちらし。今週のゲーミング

年末年始でめでたいムードが続きますが、まだまだSteamウィンターセールが実施中であることも忘れてはいけません。ということで、今回は各ライターがSteamウィンターセールで購入し楽しんでいるタイトルについて書きちらします。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。112回目です。本日12月31日は大晦日でございます。明日からは正月が始まります。年末年始でめでたいムードが続きますが、まだまだSteamウィンターセールが実施中であることも忘れてはいけません。ということで、今回は各ライターがSteamウィンターセールで購入し楽しんでいるタイトルについて書きちらします。セールは1月5日午前3時まで実施中。今回のセールを逃すと旧正月セール(去年は実施されず)もしくはサマーセールまで大規模セールの予定はないので、ご注意を。

 

緊張と緩和を意識した買い物

今年の年末は「積みゲー崩し」という名のリアルタイム・ストラテジーに没頭しておりまして、Steamセールでの購入は控えめに。目立った買い物といえば、欲しかったサウンドトラック数点と、『Day of Infamy』『Foxhole』くらいです。ただ戦争ゲーばかりでは殺伐とした気分になってしまうので、『Superflight』も追加。自動生成された峡谷の間をウィングスーツで滑空するフライトアクションゲームです。空を舞い、スコアが加算されていく音を聞くという行為には鎮静効果がありますね。

あと、毎年この時期になると恒例行事として『The Last of Us』をプレイし直しているのですが、今年は『ライフ イズ ストレンジ』『グラビティデイズ2』を再訪しようかなと。前者は前日譚をプレイして感極まるものがあり、もう一度オリジナルをプレイしたら自分はどんな選択をするのだろうという好奇心からです。後者は1月にオンラインサービスが停止するため、見納めの意を込めて。
by Ryuki Ishii

 

人はなぜゲームをプレイするのか

購入したのは『Getting Over It with Bennett Foddy』、『INSIDE』、『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』、『BattleBlock Theater』。プレイしたのは、セールではないが『Getting Over It with Bennett Foddy』。ビデオゲームはふつう、丁度よい難易度の困難をクリアさせ、沢山のご褒美を与えてくれるものだが、本作は違う。難易度のハードルが高く、ゴールのご褒美までは、ひたすらトライアンドエラーの繰り返し。「人はなぜゲームをプレイするのか」という、答えのない哲学の罠が私を悩ませる。「金で腕前を買うようなゲーム」は好きじゃないし、このゲームに必要なのは純粋に腕前だけなのだが、とにかくゴールが遠い。現在、数少ないご褒美は、ジェニファー・アニストンの引用が聞けたことだけだ。
by Masahiro Yonehara

 

ダートにも程がある

今回のSteamセールは車ゲームに的を絞り物色。オフロード系に興味があり『DiRT』シリーズにしようかなと見ている中で、オフロードといえば『Spintires: MudRunner』なんてゲームもあったなと思い出しこちらを購入。かなり毛色が異なるようですが「類似ゲーム」だそうで。

シベリアの山奥を舞台に、トラックを運転して運搬ミッションなどをこなすゲームなのですが、路面コンディションが最悪過ぎる。マップのほとんどは超ぬかるんだ泥道で、沼や川もあり。ガソリン残量を気にしつつマシなルートを探すものの、まともに走れる時間はほぼ無く、ハンドルを取られたり、スタックしてはウィンチを駆使して脱出したり。正直イライラさせられるばかりですが、むしろそれを楽しむゲームなのでしょう。ロシア製のエクストリームな“はたらくくるま”が多数登場し、また搭載・牽引できる装備もさまざま。このマニアックな感じ、嫌いじゃない。
by Taijiro Yamanaka

 

積み上げていく快感

昨年は「悩んでから見送る」というパターンで多くの後悔をしてしまったので、セール序盤からプレイする時間の見通しがないにもかかわらず、ゲームを買いまくっています。ジブリ音楽に近いとされている『RiME』は冒頭を遊んでみた限りかなりよい感じ。『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』もやっと購入できました。名作と名高い2Dアクション『Hollow Knight』『Dead Cells』も念願の購入。『Superflight』『Disoriented』あたりのミニマルな作品も少しの時間で楽しめるので忙しい人向けです。

そんな中、ぎゅっと心をわしづかみにしてきたのが『Redout: Enhanced Edition』。同作は『F-ZERO』っぽくも『WipEout』っぽくもある反重力系レースゲーム。何かと読み込みに時間がかかるので最初は苛立ちも多かったのですが、ゲーム部分はとにかく爽快。スピード感がある上に60fpsでグリグリ動く。操作もシンプルで良好。ビジュアルは静止画で見た感じではそれほどではないのですが、ブラーなどスピードを感じさせる演出が凝っているので、気持ちいいんです。さて、どのゲームから進めていくか非常に迷うところ。と、とりあえずオータムセールで買ったゲームから先に消化していかねば…。
by Minoru Umise

 

AUTOMATON JP
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