クリア後が難しい『スーパーマリオ オデッセイ』。Switch版『キャットクエスト』をプレイ。『Horizon Zero Dawn: 凍てついた大地』広がる絶景は息をのむほどの美しさ。
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。105回目です。
ネコで戯れた数日間
今週はネコまみれARPG『キャットクエスト』のSwitch版をプレイ。1200円という価格なりのボリュームですが、うまく要素を絞ってまとめてあります。基本的には町で請け負えるクエストをこなし、その中で意外に壮大な本筋のストーリーや、それにまつわる住民ネコ達のドタバタ劇が展開していくという流れ。クエストをこなしていると経験値もお金もすぐに貯まるので、ストーリーをクリアするまでならレベル上げなど作業プレイをする必要はなくテンポよく進んでいきます。とはいえ、それほど敵の種類が多いわけではないものの、バトルではARPGらしく立ち回りが重要でなかなか歯ごたえあり。もちろん寄り道要素もあります。サクッと楽しめるARPGを探している方にはオススメ。
なお、一部クエスト中にフリーズすることがありますが、一時的に言語を日本語以外に設定すれば回避できます。現在パッチを開発中だそうですが、遭遇した方はお試しあれ。
by Taijiro Yamanaka
『スーパーマリオ オデッセイ』クリア後が難しい
『スーパーマリオ オデッセイ』をクリアし、ムーン集めに勤しんでいるわけですが、難易度曲線が尋常ではありません。クリア後の要素も段階的に開放されていくのですが、進めば進むほど難易度上昇の角度が上がりまくりです。特に土管などを通じて他ステージに行く場面では、クリアまでのユーザーへの思いやりにあふれたステージデザインから一転、苛立ちが隠せない『Cuphead』顔負けの激ムズ難易度が待ち受けます。
『スーパーマリオ オデッセイ』では残機制が廃止されており、死んだらコインが減るだけなのです。コインが減るシステムと死にステージは絶妙に相性がよく、ゲームオーバーにならないので安心はできるんですが、コインの数が減りまくり、ボディブローのように効いてきます。いやあ、それにしても難しい。足場を乗り継いでいくのって、こんなに難しいんですね。
by Minoru Umise
弓を捨て、ゴリ押しを覚える
今週は『Horizon Zero Dawn』の拡張コンテンツ「凍てついた大地」をプレイ。月並みな感想ですが、どこを歩いても息を呑むような絶景ばかり。アーロイが何気なく呟く「冬の厳しさが凝縮されているみたい」という言葉に思わず頷いてしまうような見事な雪景色が続きます。そのつくりこまれた銀世界を放浪できただけでも2000円払う価値があったなと。ちなみに難易度ノーマルで遊んだところ、トロフィーコンプリートまで約16時間。ボリューム的にも満足です。メインクエストはと言うと、イエローストーン国立公園という舞台ならではの、タイムリーな題材を取り入れた内容となっております。
新たに手に入る武器は、帯電ボルトを連射するストームスリンガー、氷砲を放つ霜の槍、火球を発射するフォージファイアと高威力の属性攻撃系ばかり。ゲーム本編をプレイしたときは、トラップを設置して敵の動きを止めてから弓矢で部位破壊を狙うという地道な戦い方に徹していたのですが、新武器を使っていくうちに高ダメージの武器をひたすらぶっ放すゴリ押し戦法も案外楽しいものだなと、すっかり感化されました。
by Ryuki Ishii