Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。97回目です。
シンプルだけど難しい、はリトライの山を築く
今週は『KALIMBA』をプレイ。2体のキャラクターを同時に操作するパズルアクションゲームです。それぞれのキャラクターには色が付いており、違う色のエリアに入ると死んでしまうので、そういう場所では両者を入れ替えて色を合わせて進むというのが基本的な流れ。言葉で説明すると簡単そうですが、ゆっくり考える間がなかったり、片方のキャラクターだけ重力が反転したりなど、次第にアクションと入れ替え操作が忙しくなり頭がこんがらがります。出発点はシンプルなアイデアだったろうに、うまいこと発展させよったなという作品です。
開発元のPress Playは発売当時はマイクロソフト傘下にあったのですが、現在は独立してFlashbulb Gamesに。その結果、以前ここでも紹介した同社の『Max: The Curse of Brotherhood』のPS4版がこのほど発売決定したようで。MSはIPも一緒に手放したのですね。
by Taijiro Yamanaka
ようやくオススメできる環境に
ムーブセットを自由にカスタマイズできる3D格闘アクション『Absolver』。ゲームの中身というよりも絶望的なラグの存在によりユーザ評価を落としてしまった本作ですが、リリースから2週間が経ち、アップデートを重ねたおかげか、快適にプレイできるようになりました。
効果的なデッキを組むための試行錯誤、ドッジやパリィのタイミングを学ぶ基本的な操作学習、対戦相手のデッキや癖をすばやく読んでカウンターする実践での駆け引き。こうした本作の醍醐味を伝える5時間から8時間相当のストーリーモードが用意されていることから、ハマる糸口をつかみやすい作品となっております。ストーリーを終えるころにはPvPに挑む準備が整うでしょう。キャラクターのレベルアップや新技の習得、装備品の収集といったRPG要素を取り入れることで対人戦績以外でのモチベーション維持を可能にしている点は、筆者のような格ゲー初心者の早期離脱を防ぐ上で効果的だなぁと思ったり。
by Ryuki Ishii
ネタバレにめげず『ドラクエ11』
『ドラクエ11』がめちゃくちゃ楽しいです。ナンバリングのなかでもトップを争うほど熱中しています。でも、何が楽しいかは語れないんです!ネタバレの影響で。そういった意味で『ペルソナ5』と同じく、SNSという場所で非常にシェアしづらい、体験を他人と共有するのがちょっとむずかしいタイトルでもあります。とはいうものの、結局いろんなところで『ドラクエ11』ネタバレを被弾してしまったんですが、それでも楽しいですよ。まあ、ネタバレを食らわなければもっと驚けたのかなと思わなくもないですが……。掲載できるスクリーンショットもないので、少し前に撮ったキュートなベロニカちゃんを貼っておきます。
PlayStation 4版『ドラクエ11』を遊んでいると、グラフィックもそうですが、ムービーシーンにハードウェアの恩恵を感じます。今まで想像で補完していたシーンも、すべて映像で描写される。しかも、ちゃんと想像していたような迫力で表現されるんですよね。さまざまな面でドラマチックになっている点も、本作の気に入っているところです。
by Minoru Umise