Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらす連載です。80回目です。
ショベルから大鎌に持ち替えた
先週に引き続き『ショベルナイト』、今は先月配信開始されたアップデート第2弾の「スペクターオブトーメント」をプレイしています。第1弾の「プレイグオブシャドウズ」は錬金術師のプレイグナイトが主人公で、こちらは死神スペクターナイトが主人公。いずれも本編のボスとして登場したキャラクターです。本作はテクニックを駆使してハザードを超えたり、隠し部屋に到達したりといったアクションが魅力の一つですが、プレイグナイトは少々クセが強くて個人的に苦手でした。一方、スペクターナイトの壁走りや空中でのダッシュ斬り移動は爽快で楽しい。
いずれのアップデートもステージは本編のアレンジを含みますが、ゲームシステムがガラッと変わるので別のゲームのように楽しめます。なにより、敵キャラにも語るべき物語があって、そしてショベルナイトの前に現れたのだなあとしみじみ。そこそこボリュームもあるので、無料アップデートでは申し訳ないくらい。
by Taijiro Yamanaka
レンチ縛り練習中
Arkane Studiosが過去に手がけた『Dishonored』シリーズのように攻略の自由度が高い新生『Prey』。1周目は身体能力を高めてピョンピョン飛び跳ねながらハンドガンとショットガンで正面突破する、オーソドックスなシューターとしてプレイ。2周目は近接攻撃力を強化し、エイリアンをレンチでたこ殴りにする脳筋スタイルで進めております。マップ上に配置されているタレットだけでエイリアンを全滅させられるのか、という実験もやってみたいところ。
ネクロマンサーのように人間の遺体をエイリアンとして蘇らせたり、マインドコントロールによりエイリアン同士で戦わせたりと、習得できるエイリアンの能力も楽しげです。ただしスキルツリーをアンロックするには特殊なスコープを使って「◯◯を◯体スキャンする」という条件をクリアせねばならず、2周目以降になるとこれがちょっぴり面倒くさい。能力引き継ぎ有りのニューゲーム+が欲しいところです。
by Ryuki Ishii
やりこむと難しい
『マリオカート』シリーズは良質な接待ゲームとして軽く遊ぶことが多かったんですが、『マリオカート8 デラックス』ではちょっとやりこんでみようと思い、オンライン対戦やタイムアタックに励んでいます。とはいえ、慣れてもなかなかライバルに勝てなかったり、タイムが伸びなかったりするわけです。で、他のプレイヤーのプレイを見ていたのですが、このゲーム、実はテクニックが多いんですね。
たとえば、ドリフト時にスティックを左右に入力することで、ターボが溜まりやすくなる「早溜め」だとか、ジャンプ台に差し掛かる前にドリフトをしておくことで空中でもターボがたまる「エアードリフト」だとか、さまざまなテクニックが存在していて、うまい方はそういう技を用いつつ、他プレイヤーの駆け引きをしながらレースに勝っているんですね。そんな感じで色々研究しながら遊んでいて思ったんですが、このゲーム結構難しくないですか……?
by Minoru Umise