『閃乱カグラPBS』小百合が強制参戦ネタにひっかかる。勝てそうで勝てない『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』。今週のゲーミング

各ライターがその週に遊んだゲームについて、ゆるーく書きちらすのがNow Gamingです。74回目となりました。UE4製の『Snake Pass』はなかなか楽しそうですね。『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』のエイプリルフールネタにひっかかった人は多いのでは?

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらします。74回目です。

 

ヘビ使い修行、はじめました

今週は『Snake Pass』をプレイ。カラフルでのどかな世界観と、かわいいキャラクターに一目惚れです。いや、本当は気持ち悪いんです。ヘビだもの。苦手です。ニョロニョロと這う動きは妙にリアルで、そこだけ見てると背筋がゾッとします。でも、愛らしい顔で全部チャラにしています。

ゲームはマップ内に散らばるアイテムを集めて、扉を開いて次のステージに進むという懐かしい感じ。道中にある、これ見よがしに置いてあるからには集めてしまう収集物もクラシック。敵は出てこないけど、くせ者はその操作。弊誌レビューでも指摘されていますが、何かに巻き付いて進む時の操作が忙しくて混乱します。そういえば、いままでヘビなんて操作したことなかったしなぁ。いやいや、せめてもう少しグリップが効くようにアシストしてくれませんかね。最初のステージのあのメダルを取るために何度下界にダイブしたことか。おかげで落下死実績が二つ解除される始末。
by Taijiro Yamanaka

 

勝てそうで勝てない。でも次こそはきっと

バトルロワイアルゲームの新作『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』。「PLAYERUNKNOWN」ことBrendan Greene氏が過去に関わった作品と骨組みは同じ。ただしロケーションによって戦い方が変わるよう作り込まれていたり、武器の種類・挙動・銃声の反響音にこだわっていたりと、タクティカル路線に走っております。半信半疑ではありますが、仮に開発が予定通り進み、新マップ・ハードコアモード(一人称視点限定)・チームデスマッチの追加、Mod対応、PC版完成後のコンソール移植がもろもろ成功すれば『H1Z1: King of the Kill』のユーザ数を抜くことも可能なのではと思っております。

何気にマッチ開始時の落下タイミングを自分で決められるというのは大きくて、密集地帯を避けて他プレイヤーに遭遇することなく最終決戦まで生き残ることが容易に。とはいえ殺し慣れていないと、どうしても最後の最後で撃ち負けてしまいます。勝てそうで勝てない。次こそはきっと。そんな感じでズルズルとプレイし続けてしまう。そんなゲームです。
by Ryuki Ishii

 

ただのファンボーイには絶対にならないぞ!

紹介文執筆のために手をつけた、Klei Entertainmentの新作『Oxygen Not Included』をプレイしています。前作とまったく異なるマネジメントゲームでありながら、「ああ、あそこが作ったゲームだ」とわかるセンスが随所に光っており、長生きはするものだなと思いました。既知のインディーデベロッパーの新しい作品をプレイする喜びは、インディーズバンドのセカンド・アルバムを聞く喜びとかなり近いかもしれません。

見た目はよくあるマネジメントゲームですが、より早く遂行してほしい仕事に高い優先度をつけることで、ユニットが勝手に作業をしてくれるというゲームシステムは、じつはオリジナリティに溢れています。まったく、こんな調子で良いゲームを作り続けられたら、いつか作品ではなくデベロッパーびいきで評してしまいそう。そうならないように自分を律しつつ、もうしばらくこの蠱惑的な地下コロニーの拡張を続けたいと思います。
by Syohei Fujita

 

『閃乱カグラPBS』のエイプリルフールネタに騙される

『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』に新プレイアブルキャラが参乳すると聞いて興奮したわけですが、見事にエイプリルフールのネタでした。「閃乱カグラ」シリーズに登場する女性は若くてピチピチした方が多いのですが、好みは人それぞれですし、年齢の上限をグっと上げるのもありなんじゃないかなと思っていたので、ついにきたかと信じてしまいました……。
by Shinji Sawa

 

DLCはDLCでも

一応『DARK SOULS』シリーズの終焉を飾るとされるDLC『THE RINGED CITY』が配信されましたね。もう好きで好きでしょうがないタイトルなので、正直進めるのがもったいなくて最初のボスらしき何かを倒した所でとめてます。ゆっくりと気が向いた時に進めていこうかなと思ってるんですが、次に起動した時に絶対最後までやっちゃうんでしょうね。で、なんとなくさらっと終わって悲嘆にくれる自分の姿が想像できます。そんなことより、あまり知られてないかも知れませんが、DLC発売記念に無料で配布されているダイナミックテーマの出来が良いので皆さん是非DLしてみて下さい。主人公が延々とスクロールしていく画面を歩いていくだけなんですけど、ロスリックの名所を回りながらグンダや不死隊との邂逅、焼きゴテ女への憎しみや最初にアノールロンドに着いた時の感動が鮮明に脳裏に蘇ってくること請け合いです。寂しくなるんでしばらくDLCはやめとこうかな。
by Nobuhiko Nakanishi

 

瘉されるゲームに出会えたしあわせ

Steamギフトでプレゼントしてもらった『Nier: Automata』をちょっとだけプレイしました。予想していたよりもずっと爽快感があって、みんなが夢中になるわけだと納得。パンツが見えそうで見えないカメラアングルが大好きです。続きはまとまった時間が取れる時にじっくり遊びたいので今はお預けにしています。そんなわけで仕事の合間にホリデーセールで買った『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』で癒やされています。

こんな美しいゲームにもっと早く出会えればよかった。難易度は極めて高く初見殺しの連続だけど、かわいいキャラクターと切ないストーリーの虜になってしまいました。一番好きなのは音楽。幻想的な世界観を見事に表現した旋律は、いつまで聴いていても飽きません。ゲーム音楽でこんなにも心洗われたのは『スーパードンキーコング2』の「とげとげタルめいろ」以来かもしれません。
by Ritsuko Kawai

AUTOMATON JP
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