『NieR: Automata』はお尻以上にSTG愛が炸裂している。強い人とHがしたい。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。70回目をむかえました。
AUTOMATONでは現在、読者アンケートを実施しております。ご回答いただきました内容は、今後のよりよいコンテンツ作成のご参考とさせていただきます。アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で、『シルバー事件』『LA-MULANA』『ACE OF SEAFOOD』『Momodora』のSteamキーを、それぞれ3名様にプレゼントいたします。ご協力をお願いいたします。
密かに応援していたスタジオ、祝再始動
『Max: The Curse of Brotherhood』をいまごろ初プレイ。本作は、イタズラばかりする弟に業を煮やした兄MaxがPCで「弟を消す方法」を検索。子供だましのような魔法の言葉がヒットし、それを唱えてみたところ、弟が異世界にさらわれてしまう。飲み込みの早いMaxは弟を助けるために後を追う、というお話。
本作はMaxが持つマジックペンが最大の特徴。前作ではマジックで画面に線を描くと足場になるというものでしたが、本作では地面を柱状に隆起させたり、壁から木の枝を伸ばしたりと、ステージの環境を利用するようにパワーアップ。同時にパズル要素が幅広くなりました。2.5Dで描かれるグラフィックも綺麗で良い作品です。
開発したのは今は亡きPress Play。現在、元スタッフらが新作『Trailmakers』を開発中ということで思い出したようにプレイしてみましたが、実力は確かでこちらも期待です。
by Taijiro Yamanaka
あふれんばかりのSTG愛
なにかとレオタードの話題が先行しがちな『NieR: Automata』。レオタード娘が小型ロボの頭をナデナデしたり、下のアングルから覗かれるのを拒んだり、ひとつひとつのモーションが可愛いらしいのは事実。ですが本作はお尻以上にSTG愛が炸裂している作品であり、プレイ後まで印象に残っているのは弾幕シーンの方だったりします。とくにアノ演出は一生忘れないんじゃないかなと。
リリース前から「意味がない」という言葉が強調されてきた作品だけあって、作中の資料を読んで真相を知れば知るほど「意味がない」ことの空虚さが響いてきます。もしかすると全てを知ることなく、ひとつの区切り目にたどり着いた段階で止めた人の方が、気を揉むことなく晴れやかにゲームを終えられるかもしれません。
さて、虚無感に襲われながらも気づけばレベルカンストまで育て、アレをアレするまで遊んだので、お次はキトゥンの2B衣装の方、お待ちしております。
by Ryuki Ishii
リーンベルによるリーンベルのためのリーンベルゲーム
最近PSnowづいてまして、どうしてリマスター化されないのかと常々思っている『END OF ETERNITY』をプレイしてます。かつてやりこんだゲームというのはよくも悪くも美化されていて、僕の場合はこのゲームの最重要ポイントである「リーンベルの着せ替え」以外内容を全て忘れていたんですが、久しぶりにやってみると戦闘システムが良くできてて面白いです。慣れてくるとルーチンワークになりがちで、もう一ひねり欲しかったなと思うんですが、ゲーム体験として無二のものであることは変わりなく、未プレイの方は是非プレイして(リーンベルの)スタイリッシュなガンアクションを体験していただきたいものです。また、このゲームでは恐ろしいほど自由な銃のカスタムが可能で、バレル(銃身)を複数つけられたりスコープを幾つもつけられたりと、一見無意味な魔改造ができます。ぜひがんばってリーンベルを強化してあげてください
by Nobuhiko Nakanishi
メガネ女子(中年)
モバイル向けのアクションゲーム『崩壊3rd』を遊んでいるんですが、敵の攻撃を避けるとスローになるといったシステムや、武器が巨大化するなど、遊んでいる感覚がかなり『ベヨネッタ』シリーズに近く、思わず没頭してしまう楽しいゲームです。しかし、『崩壊3rd』をプレイしているうちに、つい我慢できず『ベヨネッタ2』をまた遊び始めました。
3Dアクションゲームは名作が多いんですが、『ベヨネッタ2』ほど絶頂の波がプレイヤーを襲うタイトルはそうそうないでしょう。避けても気持ちよく、攻撃を打ち込んでも気持ちいい。相対的に、探索パートはテンポがゆっくりでやや苦痛を感じるんですが、こういうゆったりとした時間があるからこそ、絶頂が引き立つんだろうと納得させて進めています。僕は賛否両論あるQTEも大いに「アリ」なんですが、ムービーが続くと思って鼻をかんでいる最中にQTEがくると泣きたくなります。
by Minoru Umise
強い人とHがしたい
周りに『Heroes of the Storm』をプレイしている人があまりに少ないので、日本人プレイヤーで毎週交流戦を楽しもうというコミュニティに入れてもらいました。以前はアメリカ人のフレンドと遊んでいた時期もありましたが、時差の関係で都合が悪いことに加えて多くは昨年からGotY三冠に輝いた『Overwatch』へ流れてしまいました。しかし、どんなゲームでも探せば仲間はいるものですね。
思い返せば元々MOBAには一切興味がなかったのですが、ベータ時代に誘われてキーをもらって始めたのがきっかけでした。その頃は右も左も分からずに友人たちの足を引っ張ってばかりでしたが、誘われた私の方がハマってしまいゲーム数を追い抜き、いつしか私が司令塔として指図する側に回ってしまいました。でもまだまだNoobです。もっと上手くなりたい。もっと強い人と試合がしたい。RitsukoKawai#1609にフレンド募集中です。
by Ritsuko Kawai