ガードのつもりが『For Honor』でクイックチャット。『クロス探偵物語』の続編を待っています。今週のゲーミング


Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。69回目でございます。

関西でゲーム開発に興味のある方が集まるゆるい飲み会Ichi Pixelの第7回が2月24日(金)に開催されました。もちろん来月もありますので、気になっている方はぜひどうぞ。

 

MISSION COMPLETE!

『宇宙戦士ガラクZ』のPS4版がついに国内発売されましたね。派手な戦闘も魅力ですが、周囲の環境を利用したりステルスプレイだったり、ひと味違うSTGが楽しめます。

開発元17-Bitのことは彼らの処女作『Skulls of the Shogun』の発表をきっかけに知って、以来ずっとファンでした。『ガラクZ』も期待の一作で、初めて触れたのは2014年のBitSummit。彼らもアメリカから来て出展すると聞いて、またとない機会だと真っ先にブースに向かったのを覚えています(上は当時の写真)。もちろんまだ開発途上だったものの、すでに現在の形に近いプレイ感覚でした。彼らが京都にスタジオを移転し始めたのはこの後のことです。

そうそう、本作は『Skulls of the Shogun』をプレイしていると、このキャラクターはあの?などといった発見があります。和風TBSでまったく違うジャンルですが、こちらもぜひ。
by Taijiro Yamanaka

 

煽るつもりはなかった

最近プレイしている『LET IT DIE』『For Honor』『仁王』はいずれも緊張感のあるアクションが醍醐味なのですが、たまには息抜きが必要。それに3つも並行して遊んでいると誤操作が増えます。ガードひとつをとってみても、『LET IT DIE』はPS4のXボタン、『For Honor』は右スティック、『仁王』はL1。『FOR HONOR』のL1はクイックチャットなので、よく「すごい!すごい!よくやった!」を連呼しながら切り殺されています。煽るつもりはございません。タッチボタン右は、『仁王』ならメニュー画面表示なのですが、『LET IT DIE』ではキノコを食べるコマンドに。メニューを開きたいだけなのに、食べてはいけないキノコを貪って自滅。

そんなわけで、リラックスしながら遊べる『Night in the Woods』に手をつけています。緊張感と誤操作の心配がないアドベンチャーゲームは間食にぴったし。キャラクターとサントラが可愛らしくてホッとします。心情なり思想の表現方法に引っかかるところがあり、思いのほかストーリーが心に響かなかったのは、おそらく好みの問題。確実に言えるのは、本作をプレイするとピザとプレッツェルを食べたくなるということ。早速ピザを食べたら殺戮の日々に戻る元気が湧いてきました。
by Ryuki Ishii

 

もう出ないだろう続編を、僕は死ぬまで待とうと思う


『神宮寺三郎』シリーズの復活が決まったの嬉しいニュースでしたが、同時に『クロス探偵物語』は?と思い確認するとどうも今回アークシステムワークさんで版権取得はしていないようでした。意気消沈しながらも久しぶりに起動させてオープニング「大都会交響楽」を流しながら作業してました。このゲームがどう名作なのかに関しては今更もう語ることなど欠片ほども残っていないでしょう。時に僕には収集癖が無く、よく物を失くす上にそれを失くしたことすらすぐ忘れるほど物欲に欠けた人間なのですが、音楽ならAlanis Morisetteの「Jagged Little Pill」書籍なら小林秀雄の「常識について」そしてゲームなら『クロス探偵物語』だけは常に持ってないと気がすみません。不思議なことに、どうでもいいものは失くさないのに大切な物に限って失くしてしまうのが人間の常らしく、全く盛ることなく僕は『クロス探偵物語』を10回は買ってます。
by Nobuhiko Nakanishi

 

北へ行こう ランララン

思い返せば初めてゲームをプレイしたのは幼少期。PCで脱衣麻雀やら脱衣テトリスやら、とにかく脱が付くもので遊んでいたのを覚えています。その後はスーファミ『タクティクスオウガ』の難易度がぬるく感じて女人禁制の縛りプレイに没頭したり、セガサターン『グランディア』の恋愛シーンで赤い実弾けたり、ドリームキャスト『北へ。』に影響されて北海道を旅行したり、『シェンムー』が好き過ぎて格闘技をはじめたり。

青春時代に入りゲームは卒業。武道と勉学にのめり込んだ当時はゲームライターになるなんて夢にも思いませんでした。ホステスだった時代も趣味はツタヤのDVD。ひょんなことからニュース編集者になってPCゲームと再会。仕事がら色々プレイするようになったけれど、いまだ周囲ほど詳しくはありません。そういう意味では私はゲーマーとは言えないのかもしれない。そんなことを考えながら鬱のリハビリに『Samorost 3』をやってます。
by Ritsuko Kawai