PSVR向け『V!勇者のくせになまいきだR』が発表。RTSとして「地上の3D世界」を舞台に2017年発売

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、本日開催された「2016 PlayStation Press Conference in Japan」にて『V!勇者のくせになまいきだR』を発表した。『V!勇者のくせになまいきだR』はPlayStation VR対応タイトルで、今まで2Dで動いていた「ゆうなま」のキャラクターが3Dへと転身し、舞台も地下から地上へと移っている。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、本日開催された「2016 PlayStation Press Conference in Japan」にて『V!勇者のくせになまいきだR』を発表した。『V!勇者のくせになまいきだR』はPlayStation VR対応タイトルで、今まで2Dで動いていた「ゆうなま」のキャラクターが3Dへと転身し、舞台も地下から地上へと移っている。

ビジュアルはガラッと変わったが、ジャンルはこれまでPSPでリリースされてきたシリーズと同様に、魔王の拠点から勇者の侵攻を防ぐリアルタイムストラテジーゲームとなるようだ。プレイヤーは破壊神となり、魔王様の手伝いをすることとなる。相変わらず破壊を好む魔王様の世界征服を手伝う上で鍵となるのは、魔物の繁殖だ。食物連鎖を利用し、賢く魔物を増やす手下を増やしていくことが必要になる。ゲームの流れは歴代シリーズと変わらない印象を受ける。

今回PSVR向けの3Dゲームになったことで、箱庭を上から眺めるような視点で楽しめる作品になっている。手のようなアイコンを操作し、フィールドの紫の部分に魔物の巣を配置すると、魔物がワラワラを湧き出す仕組みとなっている。おそらく、この手のアイコンはPlayStation Moveなどでより直感的に操作できると思われる。自軍をうまく増やしながら敵の城を攻め落とし、最終的に大地をすべて紫に染めればステージクリア。

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リリース予定は2017年で、開発元はこれまでのシリーズを手がけたアクワイア。トレイラーを見ても、相変わらずのクスッと笑ってしまうテキストは健在で、新しくも“らしい”部分がしっかり残されている。禍々しさを増した魔王様の姿はまだあまり見慣れないが、あらゆるモンスターが3D化されているようで、ゲームシステムの詳細なども含めて今後の続報が楽しみだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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