オンライン戦車アクション『World of Tanks』史上最大のアプデ「2.0」、9月1日配信へ。TierXI戦車解禁&新PvEイベント実装、いろいろ刷新で“新時代”突入

ウォーゲーミングは8月20日、『World of Tanks』のアップデート2.0を9月1日より配信すると発表した。

ウォーゲーミングは8月20日、『World of Tanks』のアップデート2.0を9月1日より配信すると発表した。本アップデートは、15年以上サービスを続けてきた本作にとって、史上最大規模かつ野心的なアップデートとなるそうだ。

『World of Tanks』は、PC(Steam/Microsoft Store/Wargaming.net Game Center)向けのマルチプレイ戦車アクションゲーム。第二次世界大戦中に活躍した車両を中心としたさまざまな国々の戦車が登場し、チーム戦にて熱い戦車戦を繰り広げる。残存資料をベースにした車両再現や、史実の紹介といったミリタリー要素も魅力だ。

本作は、2010年にロシア語版のサービスを開始した後、ほか言語にも対応。2012年には日本語対応も果たし、世界中でプレイヤーを獲得。さらに、ほかIPや著名人とのコラボなど、さまざまな展開がおこなわれ、現在は数百万のプレイヤーを獲得しているという人気作だ。

アップデート2.0では、これまでTierXが最大だった戦車にシリーズ初となるTierXI戦車が実装される。今回追加となるのは16両のTierXI戦車で、それぞれに独自のメカニクスをもつそうだ。TierXI戦車は今後もさらに追加予定とのこと。

さらにプレイヤーから多くのリクエストが寄せられていたという北欧エリアのマップ「Nordskar」が実装され、TierXI戦車の登場を背景に展開するストーリー仕立てのPvEイベント「Operation Boiling Point」を実施。本イベントをプレイすることで、3種類のTierXI戦車をプレイ可能だという。真っ先にTierXI戦車を触れたいという人は、まずはイベントに挑んでみるといいだろう。

そして、本アップデートにて格納庫が戦車工場へと全面リニューアルされる。戦車工場は車輛の組み立てや装備がおこなえる施設となるようだ。また、UIはこれまでよりも直感的かつ機能的になり、必要な情報がすぐに見やすくなるほか、再設計されたマッチングシステムによって待ち時間短縮とチームバランス改善が図られるなど、これまでのゲームプレイもさらに遊びやすくなるようだ。また、既存の要素である全Tierの350輛以上の車輛に対しても大規模バランス調整が施されるという。詳細については公式サイトも参照されたい。

本作のパブリッシングディレクターMichael Borek氏によると、アップデート2.0は今後数年間の『World of Tanks』の方向性を決定づける礎になるという。ベテランプレイヤーはもちろん、興味があるという初心者も、大きく環境が変化するアップデート2.0を機に初めてみると良いだろう。


World of Tanks』は、PC(Steam/Microsoft Store/Wargaming.net Game Center)向けに基本プレイ無料で配信中。アップデート2.0は9月1日配信予定だ。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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