『The Witcher 3』拡張パック「Hearts of Stone」と「Blood and Wine」の物語は本編とは繋がらない

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CD Projekt REDは、『The Witcher 3: Wild Hunt』拡張パックのストーリーが、物語本編には繋がらないものになると明らかにした。「Hearts of Stone」と「Blood and Wine」、2種類の拡張パックに関してAUTOMATONが取材し、PR担当者のRobert Malinowski氏が答えている。

「Hearts of Stone」と「Blood and Wine」は、今週発表された"昔気質"な拡張パックだ。それぞれ10時間相当と20時間相当のゲームプレイを収録する大規模なコンテンツであり、2015年10月と2016会計年度Q1のリリースが予定されている。両拡張パックをバンドルした「Expansion Pass」が現在Steamにて2900円で販売中だ。

特にRPGタイトルでは、『テイルズ オブ ゼスティリア』の「アリーシャDLC」や、『サイコブレイク(The Evil Within)』の「The Assignment」など、本編の重要な物語や謎を切り離し、DLCなどで真相を明かす手法が存在する。同編集部が「拡張パックは本編のストーリーとどれほど深く繋がっているのか?所持していないと物語の真相は理解できないか?」と問い合わせたところ、CD Projekt REDのMalinowski氏は「拡張パックのストーリーはゲームのメインストーリーには繋がらない」と簡潔に回答している。今年10月まで物語本編の真相がわからない、という状況にはならないようだ。

「Hearts of Stone」では、"謎のガラスの男"との契約にまつわる物語が収録されており、「Blood and Wine」では、新エリアToussaintに隠された血塗られた秘密を追うことになる。それぞれ新たなクエストやアイテムなどが登場するほか、シリーズ過去作の旧キャラクターたちも登場するという。

 

参考: ビデオゲームの追加ストーリーコンテンツ、許容されるライン

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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