『Dead Cells』開発元の新作ローグライトアクション『Windblown』売上25万本突破。無料大型アプデと共に喜びの報告

Motion Twinは12月11日、ローグライトアクションゲーム『Windblown』の早期アクセス配信でのプレイヤー数が、25万人を突破したと発表した。

デベロッパーのMotion Twinは12月11日、ローグライトアクションゲーム『Windblown』の早期アクセス配信でのプレイヤー数が、25万人を突破したと発表した。本作では無料配布などはおこなわれていないため、売り上げが25万本を超えたということだろう。

また同日には、大型アップデート第1弾が配信開始。武器など新たなコンテンツの追加や、一部仕様変更などが実施されている。本作は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。


『Windblown』は、ソロプレイおよび最大3人でのオンライン協力プレイに対応。巨大竜巻ヴォルテックスに飲み込まれようとしている浮島世界を舞台に、プレイヤーはリーパーと呼ばれる戦士となり、その脅威に立ち向かう。それぞれ異なる環境をもつ各ステージには、敵やボスが待ち受けており、また武器や秘宝(スキル)、アップグレードを入手できる。

武器には、多数の近接武器や遠距離武器が用意され、2つまで同時に装備可能。秘宝も2つまで装備できる。さまざまなバフ効果を得られるギフトと呼ばれる装備品とあわせて、多彩なプレイスタイルを表現可能だ。もし死んだ場合は、道中で獲得した武器や強化を失って拠点であるアークに戻され、最初からやり直し。アークには仲間のNPCがおり、プレイ中に獲得した資源を提供することで、恒久的な強化や装備品のアンロックをおこなえる。

本作は、今年10月25日にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始。それから約1か月半が経った今回、売り上げが25万本を突破したことが発表された。人気作『Dead Cells』の開発元の新作として注目を集め、Steamのユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約5500件のうち90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

そして今回、本作として初めてとなる大型アップデートが配信された。まず追加要素としては、コンボの最後の攻撃がクリティカルになる「ヒビキの傘」と、燃焼状態の敵にクリティカルを与える「燃える爪」という2種類の武器が導入。秘宝も4種類追加されており、もっとも近くにいる敵にレーザーを放つ「ウルトラレーザー」や、支援射撃してくれるペットの「L-BRO」などがある。また、主人公のスキンも4種類追加された。

オンライン協力プレイにおける仕様変更も実施されている。これまでは、仲間が倒された場合はサドンデス状態に突入し、残されたプレイヤーが、一撃受けるだけで死ぬ緊張感のなか指定数の敵を倒すことができれば、仲間を蘇生できるシステムだった。ただプレイヤーからは不評だったそうで、今回リベンジモードと呼ばれるシステムに刷新。一撃死が撤廃されたうえで、プレイヤーの攻撃力とスピードが増加し、敵の攻撃力もアップした状態で、指定数の敵を倒すかたちとなった。なおリベンジモード中は、体力回復フラスコは使用不可である。

また、敵キャラクターに新たなバリエーションが追加され、一部の敵に関しては攻撃パターンなどの調整が実施。特にネズミの村ステージのボスについては、大幅に変更されている。これもプレイヤーからのフィードバックをもとにした調整だそうで、かなり激しい連続攻撃を繰り出すようになった。アップデートではこのほか、各種バランス調整やバグ修正、QoLの改善などもおこなわれている。詳細はパッチノートを確認してほしい。

『Windblown』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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