『Dead Cells』開発元の新作ローグライトアクション『Windblown』Steamにてさっそく大好評スタート。きびきびしたハイテンポバトルなどでファンの期待に応える

Motion Twinは10月25日、『Windblown』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応。本作は、さっそく大きな人気を得ている。

デベロッパーのMotion Twinは10月25日、ローグライトアクションゲーム『Windblown』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応。本作は、さっそく大きな人気を得ている。

本作は、ソロプレイおよび最大3人でのオンライン協力プレイに対応。巨大竜巻ヴォルテックスに飲み込まれようとしている世界を舞台に、プレイヤーはリーパーと呼ばれる戦士となり、その脅威に立ち向かう。


『Windblown』には、現時点で5つのステージが収録。空に浮かぶ島々に存在し、それぞれ異なる環境をもつ各ステージにはヴォルテックスの番兵やボスが待ち受けている。敵は一度に複数登場することがほとんどのため、攻撃の予備動作を見極めてかわしながら、武器や秘宝(スキル)を駆使して倒していくのだ。

武器は、現時点で近接武器や遠距離武器あわせて15種類が用意され、2つまで同時に装備可能。秘宝も2つまで装備できる。新たな装備は、道中に存在するイベントバトルをこなすことなどで入手可能だ。同様のイベントを通じては、リーパーの各種ステータスのアップグレードや、さまざまなバフ効果を得られるギフトなども獲得でき、徐々に強化させながら進んでいく。

もし死んだ場合は、道中で獲得した武器や強化を失って拠点であるアークに戻され、最初からやり直し。アークには仲間のNPCがおり、プレイ中に獲得した資源を提供することで恒久的なアンロックをおこなえる。また、倒されたリーパーの記憶を道中で発見していると、新たな武器や秘宝などもアンロックされていく。


本作は、本日10月25日にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始。同時接続プレイヤー数を確認してみると、これまでのピーク時には約5500人を記録しており(SteamDB)、なかなかの人気ぶりとなっている。一方ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約430件のうち92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

レビューでは、特にバトル要素が好評。多彩な武器を駆使しつつのハイテンポなゲームプレイや、2つ装備した武器を組み合わせたシステムなどにより、満足度が高いとの意見がみられる。また協力プレイ要素についても評価が高い。武器や秘宝には追加の効果が備わっていることがあり、チーム内での連携を模索する奥深さがある。

開発元Motion Twinは、ローグヴァニアアクションゲーム『Dead Cells』を手がけたことで知られる。レビューでは、アンロックシステムなどが同作を彷彿とさせるとの意見も聞かれる。幸先よく好評を得て、ファンからの大きな期待に応えた格好ともいえそうだ。


本作の今後については、少なくとも1年間は早期アクセス配信が続けられる見込み。開発元は、プレイヤーからのフィードバックを集めつつ、新たなステージや武器などの装備アイテム、敵キャラクター、リーパーのスキンなどのコンテンツを追加していく計画としている。また、装備のシナジー要素の拡充や、ステージの分岐システムの導入、ストーリーコンテンツの追加、さらにソロプレイと協力プレイのバランス調整や相互作用要素の検討などもおこなっていくという。将来的にはコンソール版のリリースも視野に入れているそうだ。

『Windblown』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。11月7日までは20%オフの2400円で購入可能となっている。また、11月8日までに本作を購入しプレイすると、『Dead Cells』のNPCをモチーフにしたリーパー用スキン「インターン」がプレゼントされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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