ナツメアタリ、『Wild Guns Reloaded』を12月13日にPS4で発売へ。往年のシューティングアクション良作がリメイクで蘇る

ナツメアタリ株式会社は、『Wild Guns Reloaded』を12月13日にPS4で発売すると発表した。価格は税込み1800円。ダウンロード専用タイトルとなる。

オリジナルの『Wild Guns』は、日本のゲーム開発会社ナツメが1994年にリリースしたスーパーファミコン向けのガンシューティングアクションゲームだ。SFと西部劇が融合したような宇宙開拓時代を舞台に、賞金稼ぎのクリントと復讐を誓うアニーの2人の戦いが描かれる。自機を左右に移動させ敵弾を避けるアクション要素と、照準を動かして敵を撃ち抜いていくシューティング要素が融合している(参考記事)。

『Wild Guns Reloaded』は今年5月に正式発表され、東京ゲームショウ 2016にはプレイアブルデモも出展。AUTOMATONが取材したところ、今作はグラフィックもHD解像度に向けて作り直すなど、かなり気合いの入った作品であることが確認できた。爆弾を放り投げて攻撃する政府軍の中隊長「トリス」と、攻撃ドローンを率いる犬「バレット」が新キャラクターとして追加され、さらに4人Co-opモードも搭載されている。“もし現行機でスペックの制限がない『Wild Guns』があったら”という夢が本作のコンセプトとなっている。

本作にはさらに新ステージ「Underground」と「Flying Ship」が追加収録されており、過去作をやったプレイヤーもまた新鮮な気持ちでプレイできることは間違いないだろう。まだ遊んだことがないプレイヤーも、ここ最近めっきり見なくなったシューティングアクションと奇妙なSF西部劇の世界観に触れてみよう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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