魔改造・移動城塞ローグライク『Wanderburg』発表。「走る城」同士が激闘するサバイバー系アクション

Randwerkは6月9日、移動城塞ローグライクアクションゲーム『Wanderburg』を発表した。

デベロッパーのRandwerkは6月9日、ローグライクアクションゲーム『Wanderburg』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、ミニマルなオープンワールドのマップを舞台に、“移動式の城”を構築・拡張しながら敵と戦う作品だ。

『Wanderburg』では、車輪や脚の付いた城をプレイヤーキャラクターとし、ランダム生成されるオープンワールドマップにて、できるだけ長く生き延びることを目指す。マップでは、同じく移動式の城や兵士の敵が現れ、戦いを繰り広げることになる。強大なボスの城も登場する。弱い敵は、城の前方に口のように開いた入り口から吸い込んでしまえるようで、トレイラーでは畑や家畜なども吸い込んでいく様子が見られる。

本作は、いわゆるサバイバー系アクションゲームのシステムが採用。現時点で詳細は不明だが、経験値を貯めてレベルアップすると、アップグレードを入手できるのだろう。本作においては、城のモジュールがランダムに提示されるかたちとなり、城を拡張・強化できる。たとえば、近くの敵に矢を射る射手や、敵をスタンさせる魔法を放つ魔法使いのいるタワー、あるいは射程内の強敵を攻撃する砲台などのモジュールがある。

ゲーム開始時には、基本となる城のスタイルや武器モジュール、また乗組員などを選択可能。そこから、ゲームプレイを通じてさらに拡張・強化させていくことになるようだ。また、ゲームを進める中では、そうしたモジュールなどをアンロック可能。繰り返しプレイすることで、さまざまなビルドを試すことができる。

本作の開発元Randwerkは、建築物の破壊をテーマにしたパズルゲーム『ABRISS – build to destroy』を手がけ高い評価を得たスタジオだ。同作は、物理演算によるリアルな破壊表現が特徴で、それは本作『Wanderburg』の破壊エフェクトにも活かされているそうだ。


『Wanderburg』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。ストアページでは、今後実施されるプレイテストへの参加応募が可能となっているため、興味のある方はアクセスをリクエストしておくと良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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