多脚メカ壁登り・採掘ローグライト『Wall World 2』11月12日配信へ。メカ操縦バトルと壁内探索の二重生活サバイバル、高評価ゲーム続編がさっそく出る
Alawar Entertainment は10月14日、『Wall World 2』を日本時間11月12日に配信することを発表。本作は採掘ローグライト・タワーディフェンス『Wall World』の続編だ。

デベロッパーのAlawar Entertainment は10月14日、『Wall World 2』を日本時間11月12日に配信することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、ゲーム内の日本語表記に対応している。
『Wall World 2』は、採掘ローグライト・タワーディフェンスゲームだ。本作は、同じ世界が舞台となっている『Wall World』の続編であり、ストーリーも地続きになっているようだ(関連記事)。プレイヤーは、スパイダーと呼ばれる多脚型のメカに搭乗して、垂直の壁上を移動し探索する。掘り進められそうな箇所を見つけたらスパイダーを壁に固定して着陸し、エグゾスーツ姿でスパイダーから船外調査を開始、壁の中を掘削することができる。壁の中を掘っていくと、さまざまなアップグレードの購入に使える通貨となる資源や、エグゾスーツとスパイダーの付属武器などを強化できる鉱石が見つかる仕組みだ。

本作では、壁の外から来た主人公らと、もともと壁の中に暮らしているという人間の種族、そしてそれらとはまったく異なる形の空を飛ぶクリーチャーが存在する。その中でも、ひときわ巨大で複数の触手を持つ大型のクリーチャーはレヴァイアサンと呼ばれており、探索中の主人公らを攻撃してくる。レヴァイアサンは、小型クリーチャーをともなってスパイダーロボを攻撃してくるので、このときはスパイダーに搭乗して応戦。シューティングゲームのようなスタイルで戦うわけだ。
各ステージでレヴァイアサンが襲撃してくるタイミングは、予めタイムゲージで示されているので、それを見て採掘を切り上げるタイミングを考えつつ、資源集めとアップグレードをしていくことが主なゲームの流れとなる。アップグレードでは、エグゾスーツのステータスを向上させ、移動速度や採掘効率を上げるものはもちろんのこと、スパイダーロボの攻撃性能を強化するものもあり、いずれもレヴァイアサンの襲撃を生き残るために重要だ。


前作『Wall World』は採掘やアップグレードの楽しさが好評で、本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューにて、「非常に好評」ステータスを獲得している(関連記事)。また今作『Wall World 2』の無料デモ版は10月14日から開催中のSteam NEXTフェスに参加中で、こちらもすでに「非常に好評」ステータスとなっている。レビューでは、特にグラフィックやアートのブラッシュアップ、新たなアップグレード要素の追加などが好評なようで、前作からのユーザーの期待が窺える。また筆者のプレイしたところでは、体験版時点でも前作よりストーリーやキャラクターが詳細に描かれているため、採掘やローグライトタワーディフェンスの要素だけでなくこの世界全体の謎に迫れそうなところが楽しみだ。壁の中はどうなっているのか、またレヴァイアサンはいかなる存在なのか、前作から続く謎がまた一歩解明されそうである。
『Wall World 2』は11月12日、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに配信予定。現在Steamでは無料体験版も配信中。