スウェーデンのデベロッパーFatsharkは、一人称視点のCo-opアクションゲーム『Warhammer: End Times – Vermintide』の売り上げが30万本を突破したと発表した。あわせて第1弾となる無料DLC「Sigmar’s Blessing」の存在が明らかにされている。発売前のベータテストから、『Left 4 Dead』のデザインを流用した協力プレイがひそかに注目を集めていた本作。リリース後も順調なセールスを記録しているようだ。
『Warhammer: End Times – Vermintide』は、Games Workshopが制作したミニチュアゲーム「Warhammer: Fantasy Battle」の世界観をベースにしたタイトルだ。プレイヤーは様々な武器や能力を持つ5種類のキャラクターから1人を選び、最大4人でネズミ人間「スケイブン」に制圧された都市「ヴァーミンタイド」の解放を目指す。『Left 4 Dead』風のデザインながらも、銃が魔法が登場する中世ヨーロッパ的ダークファンタジーな世界観や、キャラクターごとに能力が異なる点など独自の魅力がある。
『Warhammer: End Times – Vermintide』は2015年10月24日にリリースされており、1か月が経たない内に30万本以上を売り上げたことになる。トリプルA級タイトルではなく、価格2980円の中規模な作品であることを考慮すると、十分なヒットを飛ばしているといえるだろう。作品への評価もSteamでは上々だ。
なお無料DLC「Sigmar’s Blessing」は12月3日にも全プレイヤーへ無料で解放される予定だ。ゲーム内でドロップする戦利品をプレイヤーが管理する新機能や、戦利品を生け贄に捧げることで武器群を強化する祭壇が追加。さらに40種類の武器タイプにそれぞれRedクラスの新たな戦利品が登場するという。このDLCとは別に、1人でスケイブンと戦うことができる「プライベートモード」、HUDやクロスヘアなどを除く「リアリスティックモード」、プレイヤーたちが力尽きるまで戦うWave制の「サバイバルモード」の追加が予定されている。
今後、Fatsharkは無料および有料のコンテンツを『Wahmmer: End Times Vermintide』にリリースすると宣言しており、もうしばらくは長く遊べるゲームとなりそうだ。現在本作はSteamにて販売されている。