VR殴り合い対戦アクション『ブレイゼンブレイズ』本日発売。拳で争う「大統領戦挙」、3対3チームバトルや四つ巴バトルでVR大乱闘

MyDearest株式会社は7月19日、『ブレイゼンブレイズ』を発売した。近接格闘を重視したマルチプレイ対応のVR対戦アクションゲームだ。

MyDearest株式会社は7月19日、『ブレイゼンブレイズ』を発売した。対応プラットフォームは、Steam/Meta Quest Store。価格は税込1990円。本作は、これまで2度のオープンベータテストを開催。そして、このたび新要素を追加した製品版として配信開始された。

『ブレイゼンブレイズ』は、近接格闘を重視したマルチプレイ対応のVR対戦アクションゲームだ。なお、プレイにあたってVRヘッドセットが必要な作品となる。本作の舞台は、世界大戦によって未曾有の危機に直面した後の世界。人類は世界をまとめ上げる世界大統領という指導者のもと、未来へ前進し続けていた。世界大統領に重要なのは強い意志であり、強さによって次代の世界大統領が決められる。そして、4年に一度おこなわれる「大統領戦挙」に集った候補者たちが、己のマニフェストを掲げて、拳でぶつかり合う戦いへ身を投じていく。


本作は、3対3で味方と協力して対戦するストックチームマッチや、1対1のデュエル、1対1対1対1のサバイバルなど、さまざまなルールが用意されている。基本的には相手を倒せば勝利となる。本作は、両腕に装着されたガントレットと呼ばれる機械腕で繰り出す近接格闘での攻撃に重きを置いている。ランナーと呼ばれるキャラクターは、ガントレットで繰り出す格闘やブーストダッシュといった共通システムのほか、それぞれが銃や盾、爆弾や弓矢などのメインウェポンを装備。銃を撃って敵のHPを削りながら接近し、大ダメージのパンチをヒットさせて相手を倒すといったアクションが、高速バトルの中で体験できる作品だ。

近接戦闘を重視していること以外に、戦場となるフィールド上にある物を何でも破壊できることも本作の特徴のひとつだ。本作の戦場は、現時点で昼夜のニューヨークと、製品版より追加された昼のパリの3ステージ。ニューヨークはレンガ造りの建物が立ち並びつつ近未来感もあるステージ、パリはスチームパンクの赴きがあるステージとなっている。これらのステージに立ち並ぶ建物などは、近接格闘やアシストアイテムなどで攻撃することで破壊することが可能。ブーストダッシュなどを駆使して、建物の上を高速で縦横無尽に駆け回り、ビルを壊して回るようなド派手なアクションが楽しめる。


本作は、正式サービスにあたって既存の5人のランナーに加えて新たなランナーが2人追加された。そのひとり、チルアウトはプエルトリコ出身の氷の力をもつ少女で、フリーズボウという弓矢がメインウェポンのランナーだ。ホーミングする氷柱を放つフロストバイトというスキル、メインウェポンの弓を引く時間が高速になるチルエイムというアルティメットを備えており、超長距離射撃で敵を足止めすることが得意なシュータータイプである。もうひとりの新ランナーであるレヴィンは、メインウェポンのボルトクローでの素早い近接攻撃が可能なバランスタイプのランナーだ。スキルのハイボルテージとアルティメットのジャッジメントは、自身を強化する性能をもっている。

そのほか、全ランナーが共通で所持できるサブウェポンにも、攻撃武器のエレクトリックナックル、サポート武器のジャンプパッドが追加された。全7人のランナーと全8つのサブウェポンを組み合わせて戦術を練り、ハイスピードで派手なバトルを楽しもう。


さらに、本作は発売後も定期的なアップデートで新規コンテンツの追加が予定されている。アップデートに関するロードマップが公開されており、8月には大きなハンマーのようなものを持った新ランナーと新サブウェポンが追加予定。さらに、9月にはパリステージのバリエーションが追加となり、10月にはシーズン2に切り替わり、細身の新ランナーと新サブウェポン、そして新ステージが追加予定だ。


ブレイゼンブレイズ』は、Steam/Meta Quest Store向けに発売中。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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