“バールで登る”ドキドキ登頂VRゲーム『クローバークライマー』発表&即配信開始。つかみそびれると「落下」、緊張新感覚体験アクション

MyDearestは10月31日、『Crowbar Climber(クローバークライマー)』を正式発表し、配信開始した。Meta QuestおよびSteam向けの、VR登頂アクションゲームだ。

MyDearestは10月31日、『Crowbar Climber(クローバークライマー)』を正式発表し、配信開始した。対応プラットフォームはMeta QuestおよびSteam。MyDearestの新レーベルBazooka Studio第一弾となるようだ。価格は900円。

『クローバークライマー』は、VR登頂アクションゲームだ。プレイヤーは両手にバールをもち、そのバールだけで登頂を目指す。両手を動かし、バールを地形に引っ掛けるわけだ。ときにはフックや板、回転する歯車も登場。それらにバールを引っ掛けて、頂上を目指して進んでいくのだ。いかに落ちないように進んでいくのか。操作テクニックだけでなく、体力や冷静さも求められることだろう。


なお本作は、一人称視点と三人称視点のどちらの映像も録画できるという。素早い登頂をこなした、あるいは悲劇的な失敗をした姿をムービーとしてSNSでシェアするのも面白いだろう。


本作を手がけるのは、前述したようにMyDearest の新レーベルBazooka Studioだ。Meta Quest 3の廉価版であるMeta Quest 3Sの発売により、世界中でVRゲームユーザーが増加しているという。Bazooka Studioは、より多くのユーザーに新たな驚きと体験を提供するべく、独自のコンセプトを持ったVRタイトルを開発・提供することを目的としているようだ。骨太VRゲームを手がけることが多いこれまでのMyDearestとは異なる、尖った作品群が見られるのだろう。

ディレクターを務めるのは、渋谷宣亮氏。同氏はVRゲームデザイナーとして活動するほか、同名およびぱソんことしてもライター活動もおこなっている。同氏はShibuya Emergent Gamesとして新規VRゲームを開発。東京ゲームダンジョンに展示し好評を集めていた。同作がブラッシュアップされ、『クローバークライマー』として製品化されたのだろう。前評判が高かった作品なだけに、どのような反応を集めるのか気になるところである。


『クローバークライマー』は、Meta QuestおよびSteam向けに900円で配信中だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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