立体ピクロス風ゲーム『Voxelgram 2』発表。ヒントを元にブロックを削っていく「圧倒的に好評」ロジックパズルに続編が来る

Procedural Levelは3月10日、『Voxelgram 2』を発表した。ノノグラム、あるいはピクロスやお絵かきロジックなどとも呼ばれるパズルを、立体的にアレンジしたゲームだ。

デベロッパーのProcedural Levelは3月10日、3Dノノグラムゲーム『Voxelgram 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、2019年にリリースされ高い評価を獲得した『Voxelgram』の続編だ。ノノグラム、あるいはピクロスやお絵かきロジックなどとも呼ばれるパズルを、立体的にアレンジした内容となる。


『Voxelgram 2』には、20種類以上のジオラマと、200種類以上のパズルが収録。パズルを解くと特定のオブジェクトなどのボクセルモデルが現れ、それを使ったジオラマを完成させていく。また、自動生成されたパズルに挑戦するモードや、Steamワークショップを通じたオリジナルパズルの作成・共有機能も用意される。

本作のパズルの基本的な仕組みはお絵かきロジックなどのものに準じているが、平面ではなく立体が使用され、三次元的な思考が求められることが特徴だ。最初は多数の立方体で構成された四角いブロックが登場し、ヒントの数字を元に不要な部分を削り落していき、特定のオブジェクトを完成させる。

たとえば、あるマスに3と書いてあれば、その奥に続く列に残すべき立方体が3つ並んでいることを意味する。その列を別の角度からも見て、そちらのヒントの数字と照らし合わせていくと、具体的に残すべき場所が明らかになっていく。また、ヒントの数字の横に小さい数字が添えられている場合もあり、その小さい数字は列に存在する隙間の数を表している。

本作では、前作『Voxelgram』のゲームプレイをベースにしつつ、新たに2色パズルが導入されているという。公開されたトレイラーなどでは青色と緑色のヒントの数字が確認でき、現時点で詳細は不明だが、パズルにより深みをもたらす要素となる可能性がありそうだ。

前作『Voxelgram』は、PC(Steam)向けに2019年にリリースされ、その後Nintendo Switch版も発売。Steam版のユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約530件のうち98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。ニンテンドーDS向けに発売された『立体ピクロス』を彷彿とさせるゲームプレイなどにより、パズルゲームファンから高い評価を得た。そして今回、待望の続編が発表された格好だ。

『Voxelgram 2』は、PC(Steam)向けに2025年内に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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