『バーチャファイター5 R.E.V.O.』Steamで来年1月28日配信へ。大型バランスアプデと共に、オンライン対戦快適化などパワーアップ

セガは12月13日、対戦格闘ゲーム『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』を2025年1月28日に配信すると発表した。『Virtua Fighter esports』をベースにした、Steam向けのアップグレード移植版である。

セガは12月13日、対戦格闘ゲーム『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』を2025年1月28日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常版の価格は2500円。2025年1月28日までは20%オフの2000円(共に税込)にて購入可能となっている。

本作は、3D対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの最新作だ。PS4/アーケード向けに展開されている『Virtua Fighter esports』をベースにしたアップグレード移植版である。


『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』のベースとなる『Virtua Fighter esports』は、2012年発売の『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』のリメイク版だ。全19体の参戦キャラクターは当時と変わらないが、開発を担当した龍が如くスタジオの独自エンジンによりグラフィックが刷新。PC向けの本作では、最大4Kの内部解像度やフレームレート60fpsに対応し、より鮮明な映像で楽しめるとのこと。

ゲームモードには、アーケードやトレーニング、オフラインバーサス、ランクマッチなどが収録され、最大16人が参加できるトーナメントや、総当たり戦のリーグといった機能も用意される。そして、オンライン対戦向けにロールバックネットコードが採用されたことが、本作の大きな特徴だ。

ロールバックネットコードとは対戦時の遅延を軽減する技術であり、『Virtua Fighter esports』では導入についてユーザーから多くの要望が寄せられていたという。本作では、バランス・レスポンス重視・描画重視からロールバック設定を選ぶことができ、さらに詳細な入力レスポンス設定も用意される。

このほか、オリジナル版から13年越しとなるゲームバランスの調整も実施される。なお、この調整は『Virtua Fighter esports』向けにもおこなわれ、主に技性能の調整や、ヒット効果の調整、複雑性の緩和、技の復刻といった内容となる。詳しい調整内容については、『Virtua Fighter esports』公式サイトのパッチノートを確認してほしい。

そして今回の発表にあわせて、本作のオープンベータテストが本日12月13日14時から12月18日14時にかけて実施されることが決定。Steamストアページの「Virtua Fighter 5 R.E.V.O. Open βに参加」の項目からアクセスをリクエストすることで、誰でも無料で参加可能だ。

Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』は、PC(Steam)向けに2025年1月28日配信予定だ。本日より予約受付が開始されており、通常版のほか、シリーズ30周年を記念したオリジナルコスチュームなどを同梱する「30thアニバーサリーエディション」も販売中。予約特典として、メガドライブ・セガサターン・ドリームキャストをモチーフにしたカスタマイズアイテムがプレゼントされる。

【UPDATE 2024/12/13 16:00】
オープンベータテストの実施期間について詳細を追記

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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