おうちに観葉植物置きまくりゲーム『Urban Jungle』3月21日配信へ。自由に置いてもよし、植物が喜ぶ場所を考えるもよしのやすらぎ空間作り

パブリッシャーのAssemble Entertainmentは3月11日、Kylyk Gamesが手がける観葉植物配置シミュレーションゲーム『Urban Jungle』を3月21日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作は、さまざまな家の一室に観葉植物をレイアウトする作品だ。植物の世話や時間制限などの要素はなくリラックスして楽しめる一方で、パズル要素も用意される。
『Urban Jungle』は、とある家族の物語と共に展開され、主人公がその時々に暮らしていた家の一室がステージとして用意される。たとえばリビングであったり子供部屋であったり、あるいは一人暮らしのアパートであったり。どことなく日本の雰囲気がある家も登場するようだ。プレイヤーは、そうした部屋にさまざまな観葉植物の鉢植えを配置していく。
本作には、サボテンやバジル、ベゴニア、ストレリチア、ヤシ、ポトスなど多種多様な観葉植物が収録。同じ植物でも、成長度合いの異なるものが複数存在する場合もある。そして、ランダムに複数提示された中から2つ選んで部屋に配置し、また新たな植物を受け取って配置することを繰り返す。部屋のどの場所に配置するのかは自由であるが、その配置にパズル要素が用意されている。


植物を配置すると設定されたポイントを獲得でき、一定数貯まるとお金を得られる。レアな植物は有料のため、お金を払って入手する仕組みだ。その獲得ポイントについて、植物の特性にあわせた配置をすることでボーナスを得られ、これがパズル要素となっている。考慮すべき項目は、日光と湿り気、そして近くに配置する別の植物の種類だ。
たとえば、サボテンは日光の当たる、湿り気のない場所が適している。また、近くに別のサボテンがあると好ましく、逆にフィカスやモンステラの側には配置すべきではない。こうした特性を考慮して、各植物の配置を工夫することになるだろう。なお特性はあくまでボーナスを得てゲームの進行を早めるための要素であり、絶対条件というわけではない。
部屋には、そうした各種条件に適した場所が存在するため、それを探しながら植物を配置する。また、部屋の一部のアイテムはインタラクト可能となっており、たとえば照明や加湿器を移動させてONにすれば、任意の場所に特定の環境を用意することが可能だ。そうして規定数の植物を配置し終えたら、次のステージに移動し物語を進めることとなる。

また、本作にはクリエイティブモードも用意。ストーリーモードでクリア済みのステージを舞台に、同じくストーリーモードでアンロックした植物を、ただ自由に配置して楽しめる。また、部屋にある家具や家電などほぼすべてのアイテムが移動可能となっているほか、新たなアイテムを追加することもでき、自分好みの部屋を作り込めるモードとなっている。
『Urban Jungle』は、PC(Steam)向けに3月21日配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。