アーケードゲーム狂気の対戦会『裏塔劇』第10回大会開催、12月21日~23日の3日間

ゲーマーならば知らないはずがない秋葉原ゲームセンター「トライアミューズメントタワー」で不定期に開かれているゲーム大会『裏塔劇』の第10回大会が開催されます。期間は12月21日から23日まで。参加費は100円。3種目を3日間、合計9タイトルにて覇が争われます。

各日10時30分開始で、最終種目が始まるのは17時または18時。長丁場が予想されます。今のところアナウンスされていませんが、ほぼ毎回 USTREAM でリアルタイム配信されているため、遠方の方でもその熱気を回線ごしに感じることができます。

『裏塔劇』は"第10回"からもおわかりいただけるとおり、根強い人気を誇るイベントです。最大の特徴にして特長にして魅力は、「あきらかに対戦を前提としていないゲームで真剣勝負を繰り広げる」という点。ただし、トライの住人たちの極限まで研ぎ澄まされた審美眼によりゲームがピックアップされているため、対戦が成立しないことはありません。あくまでも、常識はずれのタイトルを対戦ツールとしているだけです。

今回採用されたタイトルは固定枠の『アウトフォクシーズ』と例のアレの2つのほかは、『サムライスピリッツ零スペシャル』『ソウルキャリバーIII AE』『チャタンヤラークーシャンク』『あずまんが大王 パズルボブル』『シューティング技能検定』『サイヴァリア ミディアムユニット』『アイスクライマー』の7つ。

全編がクライマックスですが、個人的には第5回大会などにも選出されただけでなく、幼少期にもプレイした思い入れのある『アイスクライマー』が気になります。また、弊誌 UnFreeMan は『チャタンヤラークーシャンク』が外せないようです。

悲劇しか生まれないゲーム。

 

競うゲームがゲームだけにほぼノールールのようなものの、いちおう各種目にレギュレーションが設定されているため(ごく一部に禁じ手あり)参加される方は情報元 TOWER BLOG をご確認ください。とくに『サイヴァリア』『アイスクライマー』と例のアレは少々複雑です。

各タイトルに思い入れのある方、お近くにお住まいの方、とくに理由はないけど参加して修羅にもまれたい方、セットプレイが大好きな方、最速の4溜め6入力に自信がある方はエントリーしてみてはいかがでしょうか。さらに、「参加はできないし採用されてるゲームも知らないよ」な向きにこそ当日の実況はぜひともご覧いただきたいところです。ゲームの楽しみかたというものが理解できます。

なお、トライアミューズメントタワーでは裏塔劇第10回を記念して、前週の12月15日(土)にフリープレイイベントが開催される予定となっています。こちらは参加費1000円、10時から24時まで。遊べるのは採用種目9タイトルを含む14作。本番前の肩慣らしにどうぞ。

Nobuki Yasuda
Nobuki Yasuda
記事本文: 133