巨鳥ライド飛行探索アクション『Elmin』発表。巨大な鳥の背中に乗って海を渡り、失われた文明の島々を巡る冒険

Dejima Gamesは7月21日、『Elmin』を発表した。巨大な鳥の背中に乗って、海上などを飛行できる探索アクションゲームだ。

デベロッパーのDejima Gamesは7月21日、探索アクションゲーム『Elmin』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、海に浮かぶ島々を一人称視点で探索する作品だ。巨大な鳥の背中に乗って、海上などを飛行できるゲームプレイが特徴となる。


『Elmin』の舞台となるのは、古代文明の痕跡が残る島々だ。この忘れ去られた土地には呪いが存在するとされており、何者かに導かれやってきた主人公は、その呪いを解いて脱出することを目指す。マップはオープンな環境として構築され、プレイヤーは一人称視点にて荒廃した遺跡を走ったり、パルクールのようなアクションを駆使したりして探索する。

本作のゲームプレイは、遺跡を探索するなかで特別なアイテムを入手し、それらを集めてさらなるエリアへの道を開く流れとなるようだ。遺跡内に存在する石碑のようなものにアイテムを一定数はめ込むと、古代文明の技術の発動によって、近くで強力な風の流れが発生。その風に乗ることで、次の島へと向かうことができる。ここ登場するのが巨大な黒い鳥だ。

 


巨大鳥はElminと呼ばれており、主人公はその乗り手に選ばれた人物だという。プレイヤーが発生させた風に身を委ねると、Elminが突如現れ、その背中に乗って飛行できる。そして海を渡って、次の遺跡へと向かうわけだ。飛行はある程度自由におこなえる様子であるが、トレイラーでは風の流れている場所を探すようにして飛んでいる場面もあり、風が目的地へと導いてくれるようだ。

そして遺跡に着陸すると、Elminの姿が消え、近くの高台に出現。プレイヤーの行動にあわせて実体化する不思議な存在である。一方、遺跡にはさまざまなエリアが存在し、隅々まで探索したり、ショートカットできる道を探したりといった楽しみがあるとのこと。


本作の開発元は現在フランス・ナンシーに拠点を置くDejima Games。もともとはJulien Ribassin氏により、札幌にて設立されたインディースタジオだ。これまでには、消防士アクションゲーム『Firegirl: Hack ‘n Splash Rescue DX』などを手がけており、同作では韓国在住のアーティストGabe Miller氏と共同開発。本作『Elmin』も、引き続き両氏によって共同開発されているそうだ。

『Elmin』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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