Twitch視聴者と一緒に遊べるゲーム『Turbo Live』発表、Steam向けに無料配信へ。突っ込んでくる車を避け続ける混沌サバイバル、視聴者のチャットコマンドで妨害されたり助けられたり


デベロッパーのDuck Reactionは7月25日、パーティーゲーム『Turbo Live』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に無料配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、ソロプレイもしくはオンラインマルチプレイにて楽しめる、アーケードスタイルのパーティーゲームだ。Twitchとの連携機能が用意され、視聴者がゲームプレイに関与できるシステムが特徴となる。


『Turbo Live』では見下ろし型視点のステージが用意され、プレイヤーは歩行者の集団を導き、走ってくる車を避け続ける。シンプルなゲームプレイながら、車は歩行者がいようとお構いなしに次々に突っ込んでくるため、轢かれないように逃げ惑うことになりそうだ。画面横にタイマーが表示されており、できるだけ長く生き延びることが、基本的な目標になる模様である。

車は走行してくるだけでなく、空から降ってくることもある。車がやってくる直前には危険なエリアが示されるため、すぐにその場から離れるわけだ。またステージによっては、街灯や消火栓などが配置。こうしたクラッシュした車や街灯などは、歩行者たちが逃げる際の障害物になる。そうしてゲームが進むうちに、ステージ内はどんどんカオスになっていく。


本作のプレイ配信時に利用できるTwitchとの連携機能について、視聴者はチャットにコマンドを書き込むことで、配信者のゲームプレイに直接関与することができる。プレイヤーを妨害したり、逆にサポートしたりなど、さまざまなコマンドが用意されるという。ステージの地面には、グリッド状にエリアを分けて記号・番号が振られていることから、視聴者が特定のエリアに車や障害物を落下させるなどのインタラクトが可能なのかもしれない。

また、本作にはいくつかのゲームモードが用意。車から逃げることは基本としつつ、たとえば巨大なボールでサッカーをするというモードがある。車に轢かれないように注意しながら、歩行者を導いてボールを転がしてゴールを決めることを目指すモードだ。本作のリリース後には、さらなるゲームモードが追加されていく計画で、その内容のヒントとして狼男やゾンビといったキーワードが示されている。


『Turbo Live』は、PC(Steam)向けに2024年内に無料配信予定。開発元によると、リリース後には先述した追加ゲームモードのほかにも、本作のゲーム体験をさらに充実させる無料・有料のコンテンツを継続的に配信していくとのことである。