デベロッパーのThe Quantum Astrophysicists Guildが手がけたアクションパズルゲーム『Tumblestone』のPC（Steam）版が、にわかに人気となっているようだ。ここ数日、同時接続プレイヤー数が急増している。
本作は、タンブルストーンと呼ばれるブロックを消していくマッチ3パズルゲームだ。ソロプレイおよびローカル・オンラインでの最大4人マルチプレイに対応する。また、ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Tumblestone』には、シングルプレイのストーリーモードやアーケードモード、そしてローカル・オンライン対戦モードが収録。ストーリーモードは、パズルステージをこなしながらキャラクターの物語を追う内容となっており、プレイを通じて他モードでも使用できるキャラクターなどのアンロックが可能。アーケードモードには3つのルールのモードが収録され、対戦モードにも複数のルールが用意されている。
本作の基本的なゲームプレイとしては、フィールド上部に色とりどりのタンブルストーンが配置されるなか、フィールド下にいるキャラクターを左右に動かし、タンブルストーンにショットを撃って消していくというもの。同じ色のタンブルストーンを3つ連続してショットすると消すことができ、システムとしては『マジカルドロップ』に少し似ている。
ゲームモード・ルールによって、配置されたタンブルストーンを詰むことなくすべて消すことを目指したり、タンブルストーンが徐々にフィールド下へと迫ってくるなかどんどん消していったりなど、さまざまな楽しみ方が用意。また、オールマイティであったりショットで消せなかったりなど、特殊なタンブルストーンが登場することもある。
本作のPC（Steam）版は2016年にリリース。メディアレビューにて100点満点を含む高評価を獲得し、Steamのユーザーレビューでも、本稿執筆時点で約160件のうち87%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。また、いくつかの賞も受賞している。そんな本作の同時接続プレイヤー数を確認してみると、ここ2年ほどはピーク時においてほぼ二桁の数字で推移。ただ、先日7月8日頃から急上昇し、これまでのピーク時に一気に約4600人にまで達した（SteamDB）。
コミュニティ内での反応からは、このタイミングでプレイヤー数が急増した背景ははっきりしないものの、考えられる理由のひとつとしては、Steamサマーセールへの参加が挙げられそうだ。現在81%オフの471円にて購入できる。また本作には、本作未所有のフレンドをオンライン対戦に招待できる機能が用意されている。お安く購入し、友人を誘って楽しむユーザーが多くいたことで、同時接続プレイヤー数が押し上げられた可能性があるかもしれない。
『Tumblestone』は、PC（Steam）/Nintendo Switch/Xbox One/iOS向けに配信中。Steam版のセールは明日7月12日午前2時までとなっている。また、Nintendo Switch版も7月23日までセールが実施されており、こちらは70%オフの447円で購入可能だ。なお、Nintendo Switch版はオンライン対戦非対応となる。
