“早指し将棋”のごときクラス協力型ターンベース対戦ストラテジー『Atlas Reactor』が熱い、オープンアルファが今月末より開始

 

米国のゲームデベロッパーTrion Worldsは、最新作『Atlas Reactor』のオープンアルファテストを太平夏時間の3月31日午後2時よりスタートすると発表した。日本標準時では4月1日午前6時より開始される見込み。『Atlas Reactor』ではこれまで何度かアルファテストが実施されているが、今回がクローズドベータ前最後のアルファとなることが明らかにされている。

『Atlas Reactor』は、2015年8月に正式発表されたクラス協力型の対戦ターンベースストラテジーゲームだ。開発はMMO-RPG『Rift』の開発元として知られるTrion Worlds。プレイヤーはさまざまなアビリティや能力を持つ十数人のキャラクターから1人を選び、4v4でチームを組んで1マッチ中のキル数を競い合う。ゲームシステムとしては『XCOM』にチーム協力型の対戦マルチプレイヤーゲームを融合させたような内容で、AUTOMATONでも「臆面もなく所感を述べると本作は、『Overwatch』+『Dota 2』(または『League of Legends』)+『XCOM』+『Frozen Synapse』」と過去に評した

ゲームの肝となるのが20秒間でターンの行動を決定する「Decision Mode(決断モード)」。敵チームと味方チームの全プレイヤーが同時に次のターンの行動を決定するというフェイズで、順番待ちがないため、チーム制のターンベースゲームでありながら”早指し将棋”のような非常にテンポのいい戦いが楽しめる。プレイヤーの指定した行動の結果は次の「Rsolution Mode(結果モード)」にてアニメーションと共に表示され、マッチではこれを何度か繰り返して勝利チームを決めることになる。

参考記事: 『Atlas Reactor』プレビュー プロなら行動でしめせ。ニューロンをオーバークロックする4v4ガン&チェス

現時点でクローズドベータテストがいつ頃から実施されるかは発表されていないため、『Atlas Reactor』を遊んでみたいプレイヤーは積極的に参加するといい。なおテストに参加するにはTrion Worldsのゲーム販売・管理プラットフォーム「Glyph」で登録する必要があるので、アルファをプレイするつもりの人は先に済ませておこう。