基本プレイ無料アクションRPG『トライブナイン』で、なぜか音ゲー実装。しかもむずい

アカツキゲームスは3月20日、『トライブナイン』のアップデートを実施。同アップデートにて、新イベントとしてアペンドストーリー「ルクスファンタズマ」を実装した。同イベントでは、なぜか音ゲーに勤しむことになる。
『トライブナイン』は、理不尽都市アクションゲームである。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、基本プレイ料金は無料。『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏率いるトゥーキョーゲームスが原案・音楽・キャラクターデザインを担当しており、アカツキゲームスが企画・開発・運営を担当する。荒廃した世界の中で、各シティを牛耳る黒幕達を倒していくのが本作のあらすじだ。2D上のフィールドを移動し、戦闘は3Dアクションが展開。パリィやジャスト回避を使いながら、強敵を打ち倒すのだ。
ルクスファンタズマは、ストーリー2章をクリアすることで開放される。現時点でのエンドコンテンツのひとつともいえる。本作はアクションRPGということでバトルをする……かと思いきや、なぜかつる子と共に音ゲーをすることになる。
仕組み自体はシンプルで、2つのノーツが存在し、右から流れてくる敵やオブジェクトにあわせて、ノーツをボタンやタッチで叩く。聞き慣れたバトルBGMにあわせて、ノーツを捌いていくのだ。しかしこの音ゲー、シンプルなので簡単かと思いきや意外になかなか難しい。短いノーツや長いノーツのほか、直前にレーンを移動する敵や、敵が来てない方のレーンを入力する必要があるギミックなどがあり、一筋縄ではいかない。
さらに、各ステージにはフルコンボの目標項目が存在しており、それらを達成しようとするとなかなか手ごわい。歴戦の音ゲープレイヤーにとっては容易なミッションかと思われるが、フルコンボを目指す上ではそれなりの難易度になっている印象だ。なお、設定からはノーツの叩くタイミングなどを調整できるなど、謎に調節オプションも充実している。

ルクスファンタズマには多彩な報酬が用意されており、その中にはいわゆるガチャ石も用意されている。ただ報酬を得るにあたっては、スコアをたくさん稼ぐことが鍵になるので、アイテムを得るにあたってはうまくプレイすることというよりも、何度も遊ぶことの方が重要になるだろう。

アカツキゲームスといえば、かつて『ユニゾンエアー』や『HoneyWorks Premium Live』、あるいは『EXtreme LIVES』『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!』を開発・運営していた。やたらと音ゲーの開発経験が充実しており、そうした余りあるノウハウがほとばしり、まったく別ジャンルのゲームである『トライブナイン』にも仕込まれたのかもしれない。
なお、ルクスファンタズマは5月8日15時までの期間限定コンテンツとなっているので注意したい。『トライブナイン(TRIBE NINE)』はPC(Steam)/iOS/Android向けに配信中である。