ローグライト・ビル経営シム『TOWER KING』発表。ランダム提供の店舗や設備を上手に配置、理不尽ノルマを乗り越える

STROBE GAMEZは3月25日、ローグライト・ビル経営シミュレーションゲーム『TOWER KING』をSteam向けに発表。2025年内のリリースを予定している。日本語対応。

デベロッパーのSTROBE GAMEZは3月25日、ローグライト・ビル経営シミュレーションゲーム『TOWER KING』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、駆け出しの雇われ社長としてビルの経営をおこない、お金を稼ぐ作品だ。ローグライトゲームでもあり、ランダム要素などが用意されている。

『TOWER KING』にてプレイヤーは雇われ社長となり、ボスからの理不尽な指令に耐えながら目標達成を目指す。ステージクリア制となっているようで、既存のビルや店舗の集客力によって、毎回異なる経営環境が待ち受けるという。さらに、ビルではボスの選り好みしたランダムな商品しか扱えず、自由な経営は許されないとのこと。

公開されたゲームプレイ映像によると、店舗や設備などがランダムに提示され、コストを消費してビル内に配置していく流れとなる模様。たとえば、スーパーマーケットをビル内の空きスペースに配置し、主人公を向かわせて建設。そして完成すると、お客が訪れて収益を得られる。そうしてビルを充実させ、期限内に指定金額を稼ぐことを目指すようだ。

施設などの購入にかかるコストは、入居する店舗やオフィスなどで稼ぐお金とは別のチケットのようなもので支払うようで、時間経過で貯まっていくことがうかがえる。ビル内に配置できるものはショップ以外に、新たなフロアにアクセスできる階段や、売り上げがアップする店員、営業時間を延長できるロボットなども確認できる。最大の利益を叩き出すには、個性的な従業員たちを効率よく利用することが求められるそうだ。

このほか本作には、貯めた資源をもとにスキルをアップグレードさせられる要素も用意される模様。主人公や店舗、オフィス、階段、商品、訪問客といった項目に分けていくつかの選択肢がある。現時点で詳細は不明だが、建設スピードや売り上げなどをアップさせられるのかもしれない。また、本作がローグライトゲームということから、恒久的な強化要素にあたるものと考えられる。

『TOWER KING』は、PC(Steam)向けに2025年内に配信予定だ。また、販売元のオリディオは以前本作について、モバイル向けのリリースを告知していたことがあるため、モバイル版も同時期に配信されるかもしれない。

Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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