移動式本屋さん経営ゲーム『Tiny Bookshop』早くも売上20万本突破。ほのぼの自分だけの書店づくり、“圧倒的に好評”でブーム到来
デベロッパーのneoludic gamesは8月20日、本屋経営ゲーム『Tiny Bookshop』の販売本数が20万本を突破したと発表した。

デベロッパーのneoludic gamesは8月20日、本屋経営ゲーム『Tiny Bookshop』の販売本数が20万本を突破したと発表した。本作は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに先日8月8日に発売されたばかりで、それから2週間足らずでの記録となる。
本作は、海辺ののどかな街を舞台に、移動式の小さな中古本屋を経営する作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Tiny Bookshop』にてプレイヤーは、トレーラーハウスを改装した移動式の書店を営む。中古本を仕入れて本棚に自由に陳列し、街の各地を訪れて住民に販売するのだ。文学作品や実用書、児童書、あるいは旅行やファンタジー、犯罪モノなどさまざまなジャンルの本が存在し、実在の書籍をもとにタイトルや概要、著者名、出版年、総ページ数などが設定されている。
来店するお客にはそれぞれ本の好みがあり、気に入った本が見つかれば購入してくれる。中にはオススメの本を尋ねてくる人もおり、会話の中の言葉をヒントに、適切だと思う本を選んで提案。求めていたものであれば購入し、さらに買い物を続けてくれる。
このほか、書店にはカスタマイズ要素が用意され、本棚を追加し販売する本のラインナップを拡充できるほか、家具や装飾品、植物などを配置して飾ることも可能。アイテムによっては、特定のジャンルの本が売れやすくなったり、逆に売れ行きが鈍ったりといった効果が存在する。


本作は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに先日8月8日にリリース。本稿執筆時点で、本作はSteamのユーザーレビューにて約1700件のうち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、非常に高く評価されている。やさしい雰囲気の世界観やビジュアルに加え、収録するコンテンツ量としてはコンパクトながら、実在の書籍をもとにお客にオススメを提案できる要素が、特に本好きのユーザーに刺さったようで好評だ。
そして今回、本作の販売本数が20万本を突破したことが発表された。発売からわずか12日での記録であり、上述したような評価の高さなどで注目され、順調に売り上げを伸ばしていったものと想像される。また、PC(Steam)版の同時接続プレイヤー数を確認すると、ピーク時間帯には連日3000人以上がプレイしており(SteamDB)、こちらからも人気のほどがうかがえる。
『Tiny Bookshop』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中だ。