移動式本屋さん経営ゲーム『Tiny Bookshop』8月8日配信へ。海辺の街で小さな書店を営み、お客と交流するほのぼのエモ生活
Skystone Gamesは5月30日、『Tiny Bookshop』を日本時間8月8日に配信すると発表した。移動式の小さな中古本屋を経営するゲームだ。

パブリッシャーのSkystone Gamesは5月30日、neoludic gamesが手がける本屋経営ゲーム『Tiny Bookshop』を8月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で8月8日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作は、移動式の小さな中古本屋を経営する作品だ。やさしい雰囲気の世界観やビジュアルのなか、お客と交流しながらのゲームプレイが特徴のひとつとなっている。

『Tiny Bookshop』では、海辺ののどかな街を舞台に中古本屋を営む。車で牽引できるトレーラーハウスを書店に改装し、街の各地を訪れ地元住民たちに本を販売するのだ。取り扱える本は、文学作品や実用書、児童書、あるいは旅行やファンタジーなどさまざまなジャンルのものが存在。大まかなテーマごとに分けてまとめ売りされている中古本を仕入れて、その中から自由に選び本棚に並べて販売する。
来店するお客には、それぞれ好みのジャンルの本があり、また出店する場所によって客層が変化するため、販売する本のラインナップは大事な要素。中にはオススメの本を尋ねてくるお客もおり、どういった本を探しているのか話してくれる。本棚の本を選択すると、タイトルや概要、著者名、出版年、総ページ数などの情報を確認でき、お客の希望と照らし合わせて、ピックアップした本を提案するわけだ。ちなみに、本作には実在の書籍も収録されている。


移動式書店にはカスタマイズ要素が用意されており、本棚を追加できるほか、家具や装飾品、植物などを配置したり、色を塗ったりして、好みの雰囲気に仕上げることが可能だ。店内だけでなく、外壁部分に装飾品を取り付けたり、出店時に店の前に椅子やテーブルなどを置いたりといったこともできる。
そうしたカスタマイズアイテムは、本を売って稼いだお金で購入できるほか、街を探索する中で発見し入手できるものもある。後者のアイテムは収集要素となっているだけでなく、店に配置すると特定のジャンルの本が売れやすくなったり、逆に売れ行きが鈍ったりといった効果が存在。手持ちの本や客層などにあわせて活用することになりそうだ。
このほか、本作には個性的な住民たちが登場し、本の販売とは別のかたちで交流することも。また、街の各地を訪れそれぞれの土地について学ぶ中では、この街で起こった謎に迫ることにもなるという。
『Tiny Bookshop』は、PC(Steam)向けに8月8日配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。