サイケデリックコンボアクション『THRASHER』Steam版11月8日配信へ。『THUMPER』開発者が手がける新作、宇宙生物となって幻想世界を舞う“やみつき体験”
Puddleは10月22日、『THRASHER』のPC(Steam)版を日本時間11月8日に配信すると発表した。

デベロッパーのPuddleは10月22日、アクションゲーム『THRASHER』のPC(Steam)版を11月7日に配信すると発表した。ストアページによると、日本では時差の関係で11月8日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
本作は、カルト的人気リズムアクションゲーム『THUMPER』の開発者が手がける作品だ。『THRASHER』はMeta Quest/Apple Vision向けのVRゲームとして昨年リリースされ、このたび新たにPC(Steam)でも展開されることとなった。PC(Steam)版はVR対応に加え、VRデバイスなしでもプレイできる2Dモードが用意されている。

『THRASHER』は、スペースイールと呼ばれる金属質な生物を操作してプレイする、アーケードライクなアクションゲームだ。『THUMPER』を彷彿とさせるサイケデリックなビジュアルと重厚感のあるサウンドトラックが採用され、プレイヤーは9つの領域にまたがる計27のステージの攻略を目指す。
ステージでは、円形や棒状などのオブジェクトが複数出現するため、スペースイールに突撃させてすべて破壊することを繰り返し、最後に現れるボス戦に挑む、というのが基本的な流れ。1ステージあたり1分間の制限時間が設けられており、同時に出現する赤や紫色の障害物に衝突すると、スペースイールがダメージを受けて制限時間が2秒マイナスされる。そのためダッシュやブレーキ操作も駆使して、障害物を上手く避けつつ素早く攻略しなければならない。


目標のオブジェクトは、スペースイールで直接接触する以外に、円を描いて囲むことでも破壊可能。そしてこの円を描くアクションは、本作のやり込み要素にかかわるカギになっている。円を描くとコンボが開始され、2秒間のタイマーがゼロになるまでにオブジェクトを破壊するとコンボ数が増え、ステージの制限時間にボーナスが加算される。
なお障害物は円で囲っても破壊されないが、コンボには数えられる。また、円を描くたびにコンボの受付タイマーがリセットされるため、積極的に発動させることになるだろう。ただし、障害物に衝突するとコンボは途切れてしまう。
各ステージではクリアすると5段階で評価され、ダメージを受けたり制限時間をオーバーしたりしないことはもちろん、コンボをこなすことでさらに高評価を狙える。最高評価のS+は、ステージの各ウェーブをフルコンボでクリアすることが必須だ。
先述したように、本作PC(Steam)版には新たに2Dモードが用意され、通常のPCモニタでゲームパッドやマウスを使ってプレイ可能。Steam Deckへの最適化もおこなわれる。2Dモードは、VRモードよりもビジュアルが向上しているとのこと。このほか、Play+およびタイムトライアルという新ゲームモードも搭載される。
『THRASHER』のPC(Steam)版は11月8日配信予定。体験版は現在配信中だ。また、Meta Quest/Apple Vision版も配信中である。