戦争サバイバルSLG『This War of Mine』がSteam Workshopに対応、生存者「ゲイブ」など早速共有される。今後Modツールも提供へ


ポーランドのゲーム開発スタジオ11 bit Studiosは、2014年11月発売の戦争サバイバルシミュレーション『This War of Mine』のパッチ1.4をリリースした。今回のパッチでは『This War of Mine』のSteam Workshop対応が発表されており、今年4月に配信のシナリオエディターで製作した物語やキャラクターが共有可能となっている。さっそくWorkshopでは「Gaben」や「John Cena」などの有名人キャラクターたちが共有されている状況だ

『This War of Mine』は、戦時下に生き延びる一般市民たちの戦いを描いたサバイバルシミュレーションゲームだ。プレイヤーは生存者の一団を指揮し、隠れ家をより住みやすく改造したり、ほかの家屋や施設から食料や資源を集めたりしてゆく。物資が限られていくなか、プレイヤーは他人から食料を盗むのか、それとも飢え死にするのかといった、重大な決断を下さなければならない。

共有されているゲームキャラクターは「ゲイブ」に始まり、「アーノルド・シュワルツネッガー」や「小島 秀夫」、『BioShock Infinite』の「エリザベス」など多岐にわたる。さらには「ジョーカー」や「バットマン」といったものまで。キャラクターの作成は画像を指定のフォルダ内に入れ項目を選択するだけで簡単にできる。著作権の問題は付随するが、今後も様々な生存者たちが『This War of Mine』に参戦することとなりそうだ。

また11 bitは、今後Modエディターをリリースする予定であることも今回明らかにした。現在シナリオとキャラクター用のエディターがあるものの、それほど自由度は高くなく、Modツール提供が実現すれば『This of War Mine』をベースとした様々な物語がSteam Workshopで共有されるかもしれない。ひとまずシナリオテキストとキャラクターイメージだけを入れ替えて日本をゲームの舞台にしたり、あるいはキャラクターモデルやレベルまで作って戦国時代のサバイバルにしたりと、妄想がはかどるところだ。

なお今回のパッチ1.4では一部に日本語字幕も導入されたが、まだまだクオリティ的には酷い状況だ。11 bitは公式フォーラムにて間違いや翻訳されていない部分を報告するよう求めている。