『The Witcher 3: Wild Hunt』無料DLCで強くてニューゲーム追加、来週以降の配信予定
CD Projekt REDは、PS4/Xbox One/PC向けファンタジーアクションRPG『The Witcher 3: Wild Hunt』の新たな無料DLCとして、“強くてニューゲーム”モードを追加することを、フェイスブックの公式ページにて発表した。これまで配信されてきた一連の無料DLCを締めくくる第16弾となる。具体的な配信日は明らかになっていないが、来週以降の実装を目指して現在は最終調整中とのこと。
“強くてニューゲーム”はゲームをすでにクリアしたユーザーを対象にした機能で、クリア時の経験値や所持金を引き継いだまま再び初めからプレイできる周回モード。RPGをはじめ、これまで多くのジャンルでおまけ要素として取り入れられてきた。中には一部シナリオが変化するなど、“強くてニューゲーム”限定のコンテンツが用意されている作品もある。本作の周回プレイで引き継がれる内容は今のところ明らかになっていない。
このほか、今年4月には本作に30時間を超える新たなアドベンチャーを追加する2種類の有料拡張コンテンツ、「Hearts of Stone」と「Blood and Wine」が発表された。「Hearts of Stone」は、No Man’s Landの荒野とOxenfurtの街を舞台に、主人公ゲラルトがMan of Glassと呼ばれる人物からの仕事を請け負うという内容で、今年10月のリリースを予定。「Blood and Wine」では、「戦争に染まることなく気ままで放縦な雰囲気ただよい、騎士の儀式が古の血の秘密を覆い隠す土地」であるToussaintという新たな地域での冒険が描かれる。こちらは2016年第1四半期内の配信が予定されている。
広大なオープンワールドを舞台に壮大なアドベンチャーが繰り広げられる『The Witcher 3: Wild Hunt』のクリア時間は平均で50時間。数多のサブクエストを含めたコンテンツを余すところなく遊びつくすには100時間を要する超大作だ。今後発売される2つのDLCでさらに30時間もの体験が追加されるだけでなく、周回プレイを可能にする“強くてニューゲーム”の存在がプレイ時間をさらにふくらませることだろう。特にプレイヤーの選択による物語の分岐を全て網羅したいというやりこみユーザーにとっては、快適なゲームプレイを提供する有意義なツールになることは間違いない。ウィッチャーファンの冒険はまだ終わらない。