CD Projekt Redは『The Witcher 3: Game of the Year Edition』を8月30日に発売することを発表した。対象プラットフォームはPlayStation 4/Xbox On/PC。今回発表された『The Witcher 3: Game of the Year Edition』では、総計で30時間以上の新たな冒険楽しめる大型DLC「無情なる心」と「血塗られた美酒」のみならず、過去に配信された装備やコスチューム、「強くてニューゲームシステム」などすべての追加コンテンツが含まれる。米Amazonではすでに49.99ドルの価格でプレオーダーが開始されている。大型DLCだけでも29.99ドルの値がついていた『The Witcher 3』の全部入りが、50ドル以下で買えるまさに決定版とも言えるコンプリートセットとなる。PlayStation 4とXbox One向けの日本語版のリリースについては、国内での販売を担当しているスパイク・チュンソフトの発表を待ちたい。
もともと『The Witcher 3: Game of the Year Edition』の存在は、海外では長きに渡り噂されてきた。7月にはドイツのレーティング機関USKに通過していることが判明しており、この報道を受けCD Projekt RedのディレクターKonrad Tomaszkiewicz氏は「イエスだ。DLCのすべての含むエディションに今取り組んでいるところだ。詳細やリリース予定日は後日発表させてほしい。サポートし、期待してくれているファンには感謝でいっぱいだ!」と存在を認めていた。
『The Witcher 3』はAndrzej Sapkowski氏の小説をもとにしたダークファンタジー『The Witcher』シリーズの最新作。主人公であるゲラルトは英雄とも悪魔とも呼ばれる魔物ハンター「ウィッチャー」として、さまざまなしがらみに巻き込まれていくこととなる。今世代最高ともされる美しいグラフィック、選択肢によって結末が変わる重厚なクエストや、爽快と緊張を感じられる戦闘などが好評を呼び、全世界で圧倒的な支持を受け、2015年には250以上のGame Of The Yearや800を超えるアワードを受賞した。