不穏な手作り粘土グラフィックゲーム『The Midnight Walk』発表。迷子のランタンが不気味な世界を彷徨う、PS VR2にも対応

デベロッパーのMoonHoodは9月25日、アドベンチャーゲーム『The Midnight Walk』を発表した。

デベロッパーのMoonHoodは9月25日、アドベンチャーゲーム『The Midnight Walk』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5で、PS VR2を含むVRデバイスでのプレイにも対応する。2025年春に配信予定。

本作は、迷子のランタンを主人公とするアドベンチャーゲームだ。ゲーム内のビジュアルには、本物の粘土で手作りされたストップモーションアニメが使用されているという。

『The Midnight Walk』にてプレイヤーはランタンのPotboyとなり、不思議と恐怖に満ちた世界を彷徨うことになる。道中には、火を食べるモンスターや、The Dark Itselfと呼ばれる脅威などさまざまな困難が待ち受けており、プレイヤーはPotboyの炎で気をそらしたり、身を隠したりして進んでいく。一方で、光と闇の旅路においては、新たな仲間との出会いも待っているという。

また、本作はVRでのプレイにも対応しており、PS VR2などに搭載されたアイトラッキング機能を利用すると、目を閉じて音に集中したり、周囲の世界を操作したりといったことが可能。よりゲームプレイの幅が広がるそうだ。

本作の開発元MoonHoodは、アクションアドベンチャーゲーム『Lost in Random』やVRパズルゲーム『Ghost Giant』を手がけたクリエイターが新たに設立したスタジオだ。デビュー作となる本作『The Midnight Walk』の開発においては、作中のモンスターから道沿いに生い茂る木まで、すべてがまず粘土で造形され、その後3Dスキャンで細部まで精巧に仕上げられて、ストップモーションアニメにて表現されているという。

『The Midnight Walk』は、PC(Steam)/PS5向けに2025年春に配信予定だ。PS VR2を含むVRデバイスでのプレイにも対応する。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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