「ベスト・キッド」のベルトスクロールアクション『The Karate Kid: Street Rumble』発表。4人協力プレイ対応、空手アクションを駆使し敵をなぎ倒す


パブリッシャーのGameMill Entertainmentは7月12日、ベルトスクロール・アクションゲーム『The Karate Kid: Street Rumble』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、9月20日発売予定。

本作は、米国の空手映画「ベスト・キッド(The Karate Kid)」シリーズをもとにしたゲームだ。同シリーズの中でも、1980年代に公開された映画版三部作をモチーフにしているとのこと。


『The Karate Kid: Street Rumble』は、ソロプレイおよび最大4人でのローカル協力プレイに対応。主人公のダニエル・ラルーソーや師匠の宮城成義、アリ・ミルズ、クミコとしてプレイし、ダニエルのライバルであるジョニー・ロレンスなどに立ち向かう。キャラクターによりプレイスタイルが異なり、たとえばダニエルは空手を扱い、クミコは扇子を武器にする。

ステージには、映画の舞台にもなったロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーや(沖縄風の)オキナワのストリート、またトパンガ・ビーチ、コブラ会道場など12種類が登場。映画の登場人物たちをモチーフにしたという敵が次々に現れ、プレイヤーは多彩なコンボアクションを駆使して倒していく。ダニエルの鶴の構えからの前蹴りなど、各キャラクターには強力な必殺技も用意されているようだ。

ステージを進むなかではボスも現れる。ジョニー・ロレンスのほか、ジョン・クリースやテリー・シルバーなどが、映画同様にダニエルの前に立ちはだかる。それぞれのボス戦では、プレイヤーのスキルや戦略が試されることになるとのことだ。


本作の販売元GameMill Entertainmentは、これまでに「ベスト・キッド」の続編となるテレビシリーズ「コブラ会(Cobra Kai)」をもとにしたアクションゲームをいくつかリリースしており、このたび原点に回帰した格好だ。開発は、アルゼンチンに拠点を置くOdaclick Game Studioが担当。他社タイトルへの開発協力を主におこなってきたスタジオで、本作ではクラシックなドット絵ビジュアルが採用されている。BGMに関しても、1980年代を彷彿とさせるようなチップチューンの楽曲が収録されるそうだ。

『The Karate Kid: Street Rumble』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに9月20日発売予定だ。GameMill Entertainmentの実績からして、コンソール版の国内発売の有無については現時点では何ともいえないが、少なくともSteam版は日本でもプレイ可能となるだろう。