高難度ボール転がりオープンワールド『THE CANON OF BALLS』発表。マルチ対応、『スーパーモンキーボール』x『ダークソウル』な転がりアクション

Helios Monkは9月11日、ボール転がし3Dアクションゲーム『THE CANON OF BALLS』を正式発表した。

デベロッパーのHelios Monkは9月11日、アクションゲーム『THE CANON OF BALLS』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年第4四半期に配信予定。

本作は、いわゆるボール転がしの3Dアクションゲームだ。開発元いわく、『スーパーモンキーボール』と『ダークソウル』が出会ったような作品だという。さらに、『ワンダと巨像』のような美的感覚も持ち合わせているとのこと。

『THE CANON OF BALLS』は、ソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応。マルチプレイの対応人数は不明だが、トレイラーでは8人ほどが参加している様子が見られる。本作にてプレイヤーは、球状に組まれたワイヤーの中にいる石像のキャラクターとなり、その一人称視点にてプレイする。つまりボールの中からの視点にて、転がったりジャンプしたりして進んでいく。

本作は、広大なオープンワールドが舞台となるが、ミニマップやコンパス、クエストマーカーといったナビゲーション機能は一切存在せず、チュートリアルすらも用意されないという。ただ、世界には特徴的なランドマークが点在しているそうで、それを目印に旅をおこなう。またマルチプレイ時には、信号弾を空に向けて撃って自分の位置を仲間に知らせることが可能だ。

公開されたトレイラーによると、プレイヤーは色褪せた不思議な世界を巡る中で、青白く輝くクリスタルのようなものを集めることが目標となるようだ。クリスタルはさまざまな場所に存在し、道中では危険なトラップが配置されていたり、ゴロゴロと転がって進むには繊細な操作が求められる地形であったりし、高難易度のゲームプレイとなることが容易に想像される。巨大な鳥のような生き物が、クリスタルを掴んで飛んでいる様子も確認できる。

本作は、オンラインマルチプレイに対応することを前提に開発されているが、ゲームプレイにおいてプレイヤー同士の協力が必須となる場面は存在しないとのこと。すべてソロプレイでも楽しめるそうだ。マルチプレイでは、クリスタルの獲得を競ったり、ただ一緒にのんびり旅をしたりなど、友人と自由に楽しんでほしいとのことである。

『THE CANON OF BALLS』は、PC(Steam)向けに2025年第4四半期に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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