テトリス風回転“核反応”パズル『Reaktor』発表。最大4人プレイ対応、くるくる回る中心にテトロミノを付けまくるカオスパズル


デベロッパーのReaktor Gamesは9月10日、落ちものパズルゲーム『Reaktor』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定だ。

『Reaktor』は、画面中央に配置された「炉心(nuclear core)」に向かって降ってくる「原子」ブロックを組み上げ、正方形のエリアを形成して連鎖反応を引き起こすパズルゲームだ。原子ブロックは、いわゆるテトロミノの形をしている。炉心の周囲を綺麗に囲んで目標となる連鎖数を満たせば、ステージクリアとなるようだ。


本作では原子ブロックが炉心に一つ接着されるごとに、炉心は90度回転する。そのため、上面を向いている部分だけではなく、左右の側面の凹凸と次に降ってくるブロックの形状を考慮に入れて組み立てを進めていかなくてはならない。一方でたとえばうまく横1マスの縦長空きスペースを作っておくことができれば、4連鎖の核融合によって高得点を得られそうだ。

 


また本作は、2~4人のローカルマルチプレイにも対応予定。ストアページ表記を見るとSteamのRemote Play Together機能にも対応する見込みで、オンライン協力プレイも可能となるだろう。2人用の場合、原子ブロックは左右それぞれの方向から一つずつ炉心に接近して来ることになる。また炉心はソロプレイ時と同様に、1ターン経過するたびに90度回転する。自分がブロックを設置した面が2ターン後にマルチプレイの協力者の方を向くわけだ。この2人用モードは1人で左右両方を同時操作するという遊び方もできるとのこと。通常のソロプレイに慣れてきたら、1人で2人モードを遊ぶのも新鮮かもしれない。

4人用の場合は四方からブロックが接近してくる。この場合も当然のことながら、炉心は1ターン経過ごとに90度回転する。毎ターン4つの原子ブロックが接着するため、炉心のサイズアップ速度は1人用の比ではない。炉心が回転するだけのスペースがなくなってしまうとメルトダウンしてゲームオーバーなので、いかにデッドスペースを有効活用し核爆発でチェインを繋げられるかが問われそうだ。

 


デベロッパーのReaktor Gamesは米国コロラド州に拠点を置くゲーム開発会社だ。『Reaktor』は同社のデビュー作となる模様。同スタジオは革新的なゲームの開発に重点を置いているとのことで、『テトリス』風でありながらも特徴的なゲームプレイの本作にもそうした方針が反映されているのだろう。

『Reaktor』はPC(Steam)向けに2024年配信予定。