新作テトリスゲーム『TETRIS THE GRAND MASTER 4』には「リアルタイム置き方アドバイス」機能付き、次世代練習モードあり。Tスピン優先など重点アドバイスもしてくれる

アリカは3月26日、アクションパズルゲーム『TETRIS THE GRAND MASTER 4 -ABSOLUTE EYE-』の最新ゲームプレイ映像を公開し、「テトリス ガイド」と呼ばれるアドバイス機能を披露した。

本作は、定番パズルゲームである『テトリス』作品のひとつで、アリカが手がけてきた『TETRIS THE GRAND MASTER』シリーズの20年ぶりの新作だ。PC（Steam）向けに4月4日配信予定。

『TETRIS THE GRAND MASTER 4 -ABSOLUTE EYE-』には、定番の「MARATHON」や上級者向けの「MASTER」、最高速でテトリミノが落下してくるが巻き戻し機能を利用できる「ASUKA」、ビックブロックで全消しをしてイラストを解放させる「KONOHA」、CPU対戦の「SHIRANUI」などのゲームモードが収録。ソロプレイに加えローカルでの2人対戦に対応する。

また練習モードも用意され、上に掲載した動画の最後では、状況ごとのテトリミノの置き方を学べる「教科書で練習」が紹介されている。そして今回公開された動画（以下に掲載）では、「ゲームモードで練習」というモードが披露。各ゲームモードを、操作タイプや開始レベルなどを設定して練習できるモードとなるようだ。その設定のひとつに「テトリス ガイド」という項目があり、使用すると練習プレイをしながらリアルタイムでアドバイスをしてくれるという。

「テトリス ガイド」は、4ライン優先・Tスピン優先・全消し優先・生き残り優先・対戦特化から、アドバイスしてほしいものを選択可能。使用すると、フィールド上にテトリミノのおすすめの落下位置が表示される。状況によっては、ホールドを使うようアドバイスされることもあるようだ。

本作の開発発表時には、「テトリスが上手くなるテトリス」をコンセプトに新しいアイデアを実装するとアナウンスされていた。それがこの「テトリス ガイド」のことだったのかもしれない。上の動画のコメント欄では、『テトリス』作品としてこうした機能は珍しいとして歓迎する意見が見られる。

なお、動画の最後に注意表記があるように、「テトリス ガイド」はPCの処理能力を多く必要とし、ユーザーのPCのスペックによっては処理落ちが発生する場合があるという。開発元アリカの取締役副社長・三原一郎氏によると、同機能ではいろいろなアルゴリズムを使用しており、その中に処理が重いものが存在するとのこと。とはいえ、操作性には極力影響のないように留意して開発しているそうだ。

『TETRIS THE GRAND MASTER 4 -ABSOLUTE EYE-』は、PC（Steam）向けに4月4日配信予定だ。