『TES V: Skyrim』のModを利用する際に必須のスクリプト拡張「SKSE」がSteamストア上で配信開始、インストールと更新が容易に
『The Elder Scrolls V: Skyrim』(以下、TES V: Skyrim)にてModを利用する際にほぼ必須のスクリプト拡張「SKSE(Skyrim Script Extender)」がSteamストア上にて配信開始された。現行版は1.7.3とされており、メインサイトにてリリースされているベータビルドと同じバージョンとなっている。
Steam版「SKSE」は手動でインストールする必要はなく、より簡単に導入することが可能だ。ただし統合する際にSteamのオーバーレイがインゲーム中に起動する模様で、開発チームはオーバーレイ無しで実行したい場合はskse_loader.exeから直接起動することも可能だと説明している。またデフォルトでアップデートが自動で更新されるようになっており、SKSEがアップデートされるたびに手動更新する必要もなくなっている。古いバージョンのSKSEを使用したい場合には、プロパティの“ベータ”タブから古いバージョンを選択することができる。
導入の際、複数のフォルダを利用してSteamのアプリケーションをインストールしているユーザーは、「SKSE」を『TES V: Skyrim』をインストールしたのと同じフォルダに導入するよう、開発チームは注意している。
UIを劇的に改善する「SkyUI」などを筆頭に、「SKSE」を必須とするModは多い。すでにSKSEを何度も導入したMod愛好者には必要ないかもしれないが、今から新たに『TES V: Skyrim』をModでプレイしようとするプレイヤーがいるのなら、よい機会だといえるだろう。
なお海外フォーラムRedditなどでは今回の「SKSE」Mod配信に伴い、「Steam上のMod」ページに記載されていた「有料Mod」に関する記述があらためて注目を集めているが、このページは少なくとも昨年12月以前より存在していたもので、特に今回の配信に伴い有料Modが復活するというわけではなさそうだ。Steam上では「SKSE」だけでなく「Half-Life 2: Update」や「NEOTOKYO」などのModもWorkshopではなくストア上で配信されている。