クセ強め高難度FPS『TAMASHIKA』発表。短刀で攻撃をさばき銃で仕留める、謎の地下道爆走シューター


デベロッパーのquicktequilaは9月3日、FPS『TAMASHIKA』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、幻覚を見ているかのような独特の手描きビジュアルが特徴のFPS。クリアまで10分ほどのボリュームとされ、短編ながら繰り返し挑戦するスタイルの作品となるようだ。


『TAMASHIKA』は、ハイペースで展開されるアーケードスタイルのFPSだ。地下道のような通路が延々と続くステージが用意され、その構成は毎日ランダムで変化するという。ノリの良いBGMが流れるなかプレイヤーは通路を進み、緑色の身体に赤いネクタイをした奇妙な敵を次々に倒していく。

プレイヤーは武器として、右手にセミオートのピストル、左手に短刀を装備。敵と距離がある場合はピストルで攻撃し、接近してきた際やリロード中には短刀で対処する格好となるようだ。また、敵も同様に銃とナイフを装備しており、もしやられてしまったらステージの最初からやり直しとなる。チェックポイントは存在しない。


プレイヤーの短刀には近接攻撃だけでなく、敵の攻撃を防ぐ能力もあり、銃弾を弾き返したり、ナイフ攻撃をかわしたりといったことが可能。敵の銃弾は、発砲エフェクトを確認して対応するかたちになる模様。そして敵に接近されると、ナイフでの連続攻撃が狂ったように繰り出され、的確に弾いて反撃することが求められるようだ。本作をプレイするうえでは、とにかく注意力が重要とのこと。

プレイヤーのアクションとしてはこのほか、瞬き(テレポート)とアストラル投射(体外離脱)も存在するとのことだが、現時点ではどういったものになるのか詳細は不明。なお、本作にはアンロック要素は存在せず、ゲーム開始時からすべてのアクションを使えるようである。


本作の開発元quicktequilaは、かわいい世界観をもつFPSアクションゲーム『Lovely Planet』シリーズで知られるスタジオだ。本作『TAMASHIKA』は、昨年PC(itch.io)向けに公開されたFPS『RUN GUN』をベースに、さらに開発が進められた内容となる模様。リプレイ性の高い、高難易度の作品となる見込みだそうだ。また『Lovely Planet』シリーズと同じく、所々で日本語テキストが飛び出す演出が採用されている。

『TAMASHIKA』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。